・・・趣味で古代史の本をよく読んでいる。 特に、紀元1世紀から4世紀にかけては、文献資料は「三国志」等の中国正史以外はないので、ミステリーな面白さがある。
従って、毎年出てくる考古学の成果や、研究者の成果を読みながら日本の国の発生期の様子を色々、想いをめぐらすのは楽しいものである。
特に、本で読むだけでなく、整備された遺跡や考古資料館を訪れて、実際に目で見ると、その場所ならではの、はるか古代の生活に、思いは膨らむ。
上の写真は琵琶湖のほとりの5世紀前半の円墳を復元したものを訪れた時の写真です。
実際に、古墳の頂上に上って、周りを見渡すと、当時の古墳の主である、首長の古墳を築いた時の気持ちが想像できる。
古墳の頂上に首長を葬る木棺を入れる竪穴式石室の復元模型も見学してきました。 精密に積み上げた石積みを観察すると、当時の技術の高さが理解できます。