・・・私も、歯医者にはよく行きます,そして上下とも入れ歯が有ります。
入れ歯も、自分の歯にフィットしなくて、新しく作ると、自分の口の中に馴染むまで、かみ合わせ調整に時間がかかります。
今日の新聞に、昔の入れ歯についての話が書かれていました。
右写真は480年前の木床総入れ歯(現存最古)
上の図は室町時代の老女が使用したとおもわれる木床義歯で、これが現存する世界最古の入れ歯と言われます。
記録によると1538年に亡くなった和歌山県の寺に住んだ、70代で亡くなった尼さんの入れ歯だそうです。
写真の歯は、上の歯の総入れ歯だそうで、全てがツゲの木できています。
このほかにも、前歯を象牙や動物の骨で白くしたり、黒色のコクタンで作った鉄漿の入れ歯もあったそうです。
欧米では19世紀半ばまで、食べるためには使えない陶製装飾入れ歯だったそうで、実用的には日本の方が優れていたそうです。