・・・今は、皮細工が面白くて、毎日のように身の回りの品を作っている。
やり始めると時間の経つのも忘れて作業をしているので、小物であれば大体は一日で完成まで仕上げます。
・・・物作りの面白さは品物が出来上がる楽しみもありますが、それ以外にも、どんな構想で作るか設計を考える楽しみがあります。
たとえば皮細工の品物を作る時は作る品物が決まると、設計図を描きます。
昨日の記事のメガネケースの場合は単純な品物なので、設計図はなくても作れますが、細かいところに気を使ったものを作るときには必ず設計図を書きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/33/f7331b33a7e5559e657c7259b1c988a3.jpg)
『メガネケースの設計図』
・・・この場合は紙で製図したものを切り抜いて、実際にメガネを入れてみて、使い具合をチェックすることと、表面に書く予定のイラストを色々と描いてみて位置と字体を決めました。
出来れば色もチェックした方が良いとは思いますが、今回はそれはしませんでした。
『メガネケースの完成品』
・・・物作りの楽しさは上に書いた作る前の楽しみ以外にも、設計図を書いた時にいろいろな新しい課題にチャレンジする楽しみがあります。
メガネケースの場合は皮細工は大した作業でないのですが、製品にイラストを書くというチャレンジをしました。
単にアクリル絵の具でイラストを描くだけだと、描いたものが剥げるので、防護膜を塗る必要があります。
先日、東急ハンズの皮細工の売り場をウロウロしていると防護膜生成剤が売ってあるのを見つけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/e0/2de4731c82d3769cb4121045921fd9be.jpg)
・・・これを使ってイラストを描くと云う初めてのチャレンジが上手くいったので、その喜びは人に自慢したくなるものがあります。
・・・こんなことは長く皮細工の経験のある人から云うと、大したことではないと思うし、皮細工教室に行けば、こんなことは教えてくれると思います。
私の場合は、作業の中で課題を得る喜びと、その課題を解決するという喜びは自己流で作る物作りならではの楽しみです。
・・・皮細工は今始めたばかりなので、一つものを作るたびに課題を知り、その解決策にチャレンジするという楽しみを味わっているので、皮細工に関する知識を大体知りつくすまで、当面、このような楽しみを追求しながら、私は物づくりをすることでしょう。