・・・正月を迎える準備の一つとして、もちつき機を使って昨日、餅をつきました。
・・・私の子どもの頃は「餅つき」は、朝から、一家総出の一日仕事でした。
今は、私一人が約一時間で終わってしまう、仕事になってしまいました。
餅つきだけではありませんで、家族が核家族化するとともに、日本独特の季節行事がなくなったり、行事が簡素化してきました。
私が生まれ生活してきた、、戦後の日本の社会の急激な変化は、物質は豊かにはなってきていますが、必ずしも人間が幸福に暮らすという意味からは、満足な社会になっているとは思えないようです。
・・・話は変わりますが、過日の新聞の日曜版に師走の語源を紹介していました。
「"し" は 時(し)、したがって"しはす"は一年の時が果つ、"しはつ"が訛ったものかといわれ、"しはす"に師走の文字が当てられたために、師が走り、弟子が走り、諸人走り、犬や猫も走るというイメージが出来上がってしまった。」とありました。
・・・新しい年を迎えるための準備も、昨今は簡略化されたとはいえ、今日の大晦日の日は精神的に気ぜわしい日であることは間違いなく、師走とは良くいったものである。
・・・昨今は良くなると思った政治がそれほどでなく、来年は日本の財政も破たんするかともいわれ大変な年ですが、年金に頼る我が生活が平穏であれと祈る師走です。