・・・選挙の時は、「国民」という言葉は、尊重されるべき重要な言葉と感じながら、政治家の話を聞いていた。 しかし、「民」という字の語源を新聞で、今回、初めて知った時に、少し考えを変えなくてはと思った。 民という文字の語源は”目に針が刺さった象形文字”からきているらしい、と云う事であるらしい。
「広告の中にあった、”民”の象形文字」
解説によると古代中国では、異民族の捕虜は奴隷となり、征服者の氏族神にささげられたそうです。 その際、神に仕えるために奴隷は針で目を付かれ盲目にされた、それが民の語源だそうです。後に字義が拡大され、て、盲目の奴隷のように支配された人々全般を「民」という字は示すようになったといわれています。
「篆書の”民”、目を付く針の象形が残っている」
何とも意味深長な字です。 現在も、世界には、政治家が国民を盲目の状態にして政治をしている国は沢山あります。 日本でも、選挙が終われば、国民を支配しているような政治をする政治家がたくさんいます。
この象形文字のような、盲目にされずしっかりと国の政治を見張る国民でありたいものです。