・・・子供のころは、師走には母親にこき使われてガラス戸の拭き掃除など、雑巾を持って家の中を一日中、掃除をさされていた。
また、今と違って、私の子供のころは、師走の大掃除には、家中の襖戸とか障子戸の張替をするために、戸を外して、庭で襖や障子の紙を張るために、古い紙をはがして、戸を洗う作業をした記憶がある。
・・・振り返って、今年の、大掃除は、母親に代わって、女房の叱咤激励は同じようにあるが、主にガラス戸と網戸の掃除と蛍光灯などの照明器具の拭き掃除で割合、簡単に終わった。
・・・最近の大掃除が簡単に終わる理由については、昔に比べて、掃除の対象が激減したように思うし、さらに家の中は密閉度が昔に比して格段に向上したために汚れが少なくなったことなどが考えられる。
・・・掃除道具の進歩も汚れが少なくなったことも、理由のひとつかと思う。
日ごろ使う掃除機性能が、昔に比べ格段に高いので、最近は、大掃除といっても綿ぼこりなどは皆無に近い。昔はハタキとか箒で、小さなほこりは、部屋の中で、かき回していただけだったように思う。
・・・何にしても、そのうち、世の中から、大掃除は必要でなくなって、消えていくように思う。
「2008年度版の我が家のクリスマス電飾」
・・・十年くらい前から、毎年クリスマスの電飾をしています。最初の5~6年間くらいは、毎年がんばってグレードアップしてきましたが、ここ、最近五年くらいは力が入らなくなっていました。その理由はマンネリになってきたのが大きな原因です。今年は、当家も当初はやるつもりがなかったのですが、気が変わって、クリスマス電飾をすることにしました。
・・・今年のテーマは流れ星です。そのほかにトールペイントで描いたミッキーのサンタ、白い飾り椅子などを飾りつけました。
「ミッキーのサンタクロースをトールペイントで描いたものをスポットライトで照明している」
「庭の白い椅子をメインの飾りにした」
「早朝に東の空から昇る日の出」
・・・いつも通る、ジョギングコースで見かける老夫婦の散歩姿に出会う。日の出が美しく見える場所があって、そこで奥さんが日の出に向かって手を合わせるのを何度も見かけた。
・・・私が小学生のころ、父親の母、私にとって、お祖母さんが、年に何度か我が家に遊びに来ていた。 その時に、朝、日の出に向って柏手を打って拝んでいたのを、今日ご婦人が朝日に向かって拝んでいるのを見て、ふと思い出した。お祖母さんに、何に拝んでいるか、聞いたらお伊勢さんの神さまを拝んでいると言っていた。明治の中ごろの生まれの祖母は学問もない田舎の人だったので、子供心に、日本の昔の信仰を見ている気がしたものである。
・・・2004年米国映画「アイ アム デービィット」を観ました。このところ、暇なので、時間があるとDVDやTVの映画を観ています。その中でも、この映画はかなりの感動を得た映画でした。
・・・話は1950年代の東欧ブルガリアでの話です。思想犯の収容所に入れられていた両親が亡くなり、残された少年が人の善意で収容所を脱走して、国外で自由になり、苦労しながら、亡くなったと思っていた母親と、ブルガリアから遠いデンマークで再会するという話です。
「収容所から脱走するデービット」
・・・私が感動したのは収容所から脱走して、幾多の苦難の末に母親に会うという映画に出てくる人がみんな善意の人であることです。一般的には、この種の映画ストーリーでは、主人公は悪人によって苦労するというはなしが多いのですが、この映画では人に助けられながら少年が心を開いていく、性善説のストーリーです。
「スイスで少年を助けたおばさん」
政治犯の収容所という劣悪の環境で育った少年は、世の中の人はみんな信用できない人と思って育ってきたが、脱走してから出合った世の中の人は、みんな良い人で、少年が次第に心を開いていくというところに、私は心を打たれました。
・・・久しぶりに良い映画を見たと思いました。
・・・チェアーの座面はお尻の形に彫らないと痛くて座れない。今回、できるだけ滑らかに彫るために持っている工具を使って最大深さ部で15mmまで掘り下げた。
「木どりした状態の座面」
「木工用トリマー」
・・・座面に自分のお尻の形を鉛筆で移して丸のトリマービットで線彫りし、その後、ノミで平らに彫った。
「木工用トリマーとノミで荒彫りした状態」
「電動彫刻刀」
「電動彫刻刀で成形彫りした状態」
「木工用ディスクグラインダー」
「木工用ディスクグラインダーで仕上げた状態」
・・・最終的にはペーパーで手仕上げをしたが、その前に、木工用ディスクで滑らかに仕上げた。
「木どりした状態の座面」
「木工用トリマー」
・・・座面に自分のお尻の形を鉛筆で移して丸のトリマービットで線彫りし、その後、ノミで平らに彫った。
「木工用トリマーとノミで荒彫りした状態」
「電動彫刻刀」
「電動彫刻刀で成形彫りした状態」
「木工用ディスクグラインダー」
「木工用ディスクグラインダーで仕上げた状態」
・・・最終的にはペーパーで手仕上げをしたが、その前に、木工用ディスクで滑らかに仕上げた。
「石榴の実」
・・・ジョギングをしている時にラジオで良い話を聞いたので、紹介します。
・・・落語家の結婚式に出席した人が上岡竜太郎のスピーチが素晴らしかったと内容を紹介していました。
・・・その内容は「結婚式でのスピーチでは、結婚生活が幸せで楽しいことばかりが多いことを紹介しますが、それは間違いです。
本当は結婚生活は苦労が多いのです。苦労が多いからこそ、一生懸命、努力していると結果として、楽しいことを楽しいと感じるのです。楽しいことばかりだと、楽しいことは楽しく感じられずに、苦労ばかりを感じるのです。
苦労することこそ人を育て楽しさを感じられる人間を育てるのです。」
・・・なかなか、含蓄のある言葉で、どこかの結婚式で紹介したいスピーチだと感じました。