ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

ブログを初めて千回になりました

2011年06月30日 07時39分43秒 | インポート

・・・2008年7月2日(水)にブログを開設して、第一回目の記事を掲載しました。
  サラリーマンを引退して二週間後の日でした。

  千回というのは世の中では、一般的は非常に多いと云う事を表す数字です。

  ある人は「千回の法則」と云う事を本に書いていて、なんでも千回願っていれば、それが現実になる、と書いています。
  私は、記録好きなので、自分が製作してきたものの記録を書き留めたいと思って始めました。
  書き留めることによって、新しく生まれたのは、次に何かを作って記録したいという思いでした。
  これが、毎日を前向きに生きる活力になっているようです。


  千日回峰というとてつもない修行があります。
  回峰行とはものが違いますが、私にとって、毎日書き続けるということはある意味、ネタを探したり、ネタを作ったり、毎日、それなりに頭と、体を使って生活することを、自分に課すことによって、体と心のバランスが保てるためになっているようです。


  数字の単位も三桁ごとにカンマを打ち、大きな数を表します。
  しかし、私にとってブログ掲載の数、千回は、あっという間のことでした。
  今までは、いつまで続けれるかと、心配したり、書くネタがなくなって休もうかと思ったりしてやってきましたが、千回続けて今は、続けることは意識せずに、自然体でブログが書けるようになりました。

  どこまで続けれるかわかりせんが、とりあえず当分は今まで通りに、毎日続けていきたいと思っています。

  ちなみに、このブログを開設以来、訪れた人は延べ12万人です。
  訪れていただいた人には感謝の気持ちです。
     「ありがとうございました。今後もこのブログに訪れてくださる様にお願いします」

  

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ブログを書くこと

2011年06月29日 07時25分47秒 | エッセイ

・・・明日でブログを書き始めて千回目の掲載になります。

  ブログを書き始めた理由は三つあって、

  一つは自分の作品を写真付きで記録したいという思いで始めました。

  昔から、物づくりが趣味なので、ブログに今まで、載せてきたように、木工、パン作り、・・・・とたくさんの物づくりをしてきたので、それを写真付き、図面つきで記録しておきたい思いが以前からありました。
  仕事を辞めて暇になったので、実行に移したというのがブログを始めた最大の理由です。
  趣味の記録をするために始めたブログが、逆に新しい趣味を始めるキッカケになったこともありました。
  記録したブログを製本するために製本の技術を勉強したのも新しい趣味の一つです。

 

  ブログを始めた二つ目の理由は、仕事を辞めて、毎日、決まってやることを、生活のリズムにするつもりではじめました。

  ブログを書き続けると云う事は、やる前に考えた以上に大変で、それなりに続ける努力と工夫が必要でした。
  しかし、毎日書くとなると、ネタに困るので、新聞を読むにしても、テレビを見るにしても、ブログに書くという視点で読むと、視点が定まって見れるようです。
  そして、日常生活も、自分の周囲の何気ない風景の中で注意して生活していると、少しの変化点も気が付くようになってきました。

  三つ目の理由は頭の老化防止に役立たせるためです。

  会社生活している時は、人と話をしたり、書類を作成したり、企画したりと私なりに嫌になるほど頭を使ってきましたが、辞めて、一気に解放され、頭を使わなくなると、そのギャップが大きいと異常をきたさないか心配で、頭を使う作業を自分に課したかったのです。
  やってみて分かったことは、会社の仕事の文章とブログの文章とでは文章で使う言葉が違っていて、書き始めた当初は頭を使いました。
  もちろん、今はかなり慣れてきましたが、その中でも、頭を使う文章を書くことを心掛けてはいますが。

  ブログの書き始めて、当初の目的とは違うことで、良かったことが多くありますので、さらに努力、工夫してブログを書くことで、自分の生活を豊かにしていく道具にしていきたいと思っています。
   

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メダカの卵

2011年06月28日 06時51分31秒 | インポート

・・・いただいた白メダカが今年の初夏から卵を産み始めて、14匹の親メダカが今のところ約50匹の赤ちゃんを産んで、更に、卵を産み続けている。

  メダカの赤ん坊は全長2ミリ程度の大きさです。

  
   「1週間経過し、大きくなった赤ちゃんメダカ」

  孵化する前のメダカの卵はよく見ると外皮が透き通っていて、メダカの赤ちゃんがそのまま入っているのが観察できます。

        
    「 水草の根についたメダカの卵」 「拡大したメダカの卵の様子」

  最近は、居間に小さな水槽を置いて、メダカの成長を観察しています。

  

  

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蓮の花

2011年06月27日 09時25分47秒 | 自転車

・・・早朝、自転車で自宅の近くをカメラを持参で散歩した。

  10分ほど走ったところに、白蓮池という名の池を中心とした公園があります。
  池の周りを整備して、周囲が散歩できるようになっています。

  名前の通りに池の西の部分の一角に蓮が生えている部分がある。

  

   

 

 

      

    池の名前は「白蓮池」であるが、今咲いている蓮はピンクの蓮です。
  
  蓮は早朝開花して、午後三時ごろ閉じ、それを三回くらい繰り返すと花は散るそうです。

  静かな池面に大きな蓮の葉があり、その間に咲いているピンクの蓮の大輪の花を見ると、「仏教では泥水の中から、清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされる」と云われている事がよく分かる気がします。

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何時も走るジョギングコース

2011年06月26日 08時29分49秒 | ジョギング

・・・ジョギングを始めて18年になる。

  走り始めたころは、走るのが面白くて、シーズンになると、近在で開かれるシティーマラソンに登録してレースに出場していた。

  最近は走りすぎると、体のあっちこっちに故障が出るようになってきたので、無理のない距離と走り方をして、健康を保つためにジョギングしている。

   会社勤めしている時は夜にジョギングしていたので、街灯のある大通りをメインにしていた。

   退職してからのジョギングコースは、早朝、走って気持ちの良い田舎道を主体としたコースを走っている。
  
    スタートして2km位は町の中を走って、それから田舎道に入る。

  
   「当家の前の通り」
 

  
   「愛知用水沿いの道、正面にごみ焼き場」

  
   「東の空にきれいな日の光が見えた」

  
   「用水沿いの約1kmの直線道路」

    
  「犬を連れているのは変なおじさん、道の右は野菜の販売店、何時もの田舎道です」

  
  「最近、開けた場所の交差点」

  このコースは4.5km、7000歩程度のコースですが、今の私にはちょうど良いコースになっています。
  コースの写真を撮っていると、何時ものジョギングに出かけ田時に、時折、会う、なじみの人や動物に、偶然、今日はみんなと会うことができました。

 

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夕食用のテーブルロールと食パンを焼きました

2011年06月25日 09時40分31秒 | パンつくり

・・・夕食にパンが食べたくなって、小さく丸めたテーブルロールと明朝のトースト用の食パンを焼きました。

   強力粉を約700gr使って、パン焼き器で練って、パン生地を作り電気オーブンで200℃で各々、13分と35分かけて焼き上げました。

   レシピはパン焼き器の付録の本のパン生地のレシピでしたが、生地が少し柔らかめに仕上がったので、パンに厚みがでなかったです。

  

  食パンは90x90x220mmのパンケースで約1.5斤の大きさで焼きました。

  さて作ったパンの味ですが、食パンはキメが少し粗かったですが、味は良かったです。

 

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四本目のナイフの製作 刃先の研削作業

2011年06月24日 07時19分56秒 | ナイフ製作

・・・ナイフを自分流に、本を参考にして、作っている。
  新しいナイフを作るたびに新しい技術を習得するのが楽しい。

  今回のチャレンジの一つは材料の鋼板から、形を切り出し、そして、刃を削りだすときに、如何にきれいに刃の形を削りだすかと云う事で工夫した。

  本などを読むと、やられている方法は、ナイフの材料の柄になる部分に、保持するためのタップでねじ穴を削りだし、ねじ穴を使って治具で保持し、グラインダーで削るようである。

 しかし、今回、私が使うハイス鋼は加工ができる硬さには、簡単にナマセないし、たとえ、なましたとしてもHC35程度までしかなませないので、専門の加工屋さん以外は加工できない硬さで、私の持っている工具ではタップ穴加工が難しい。

  

  そこで今回は1/10の角度をつけて、ナイフの板を簡易チャックで固定し、ベルトグラインダーで研削して削った。
  研削の作業は手作業ではあるがナイフ素材をしっかりと固定できることはできる。

  

  刃の角度は、簡易チャックと固定台の間に挟み込む板厚を調節して、望む角度をつける。

  

  上の写真が一回目の研削で加工した結果です。
  角度がうまくつき、刃の形状も刃先と平行にきれいな形で、刃をつけて、研削できた。

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かぼちゃが育ってきました

2011年06月23日 07時53分53秒 | 植栽

・・・いくつかの趣味のうち、今、一番変化があって楽しいのは庭のプランターの野菜を育てることです。
  七種類くらいの野菜を育てていますが、今の興味の的はかぼちゃです。
  6/14にかぼちゃの花には雄花と雌花があるという記事を書きました。

     
    「かぼちゃの雄花」               「かぼちゃの雌花」 

  あれ以来、雌花が咲くとせっせと雄花と交配させてきたのですが、なかなか、上手くいかなかったのです、悩んでいたのですが、今回、一つだけ受精して、実が大きくなってきました。

  

   現在、直径8センチ程度の大きさに育ってきました。
   最初は育つかどうか半信半疑で始めただけに何個かめの実で初めて大きくなって、今は毎朝、かぼちゃの実を見ることが楽しみです。

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副石室と超大型内行花文鏡

2011年06月22日 08時00分49秒 | エッセイ
…内行花文鏡は本来は中国の後漢時代の鏡で、弥生時代の墓や前期古墳から多数発見されている、 しかし、出土品は小型の内行花文鏡が多く、中国製だけでなく、日本でも多く仿製鏡が作られるようになった。

 

  
    「内行花文鏡」

  

  今日この鏡を話題にしたのは、日本の古代史において「内行花文鏡」が、不明な倭国成立時の謎に、かなり重要な意味を持つと云う事を本で読んだからです。

  

・・・弥生時代の終末期、日本の先進地域の北九州の倭国において、中国から持ち込んだ鏡や鉄材などが、倭国内で、その地方の優位性を保つ大事なものであったらしい。
  したがって、今に残る弥生時代の墓から出土する中国製の鏡の数が、墓の主の身分を判断する判断材料の一つになっている。

 

・・・弥生時代終末期の北九州の最後の王墓と言われる伊都国の国邑にあったと言われている平原一号墳から超大型内行花文鏡が出土した。

  弥生時代晩期において、鏡は貴重品で、墓に鏡が全国的にも珍しい。
  多数(四十面)おさめてあることは墓の主がその時代の重要な人物であったことを示している。
  しかも、この墓から出土したのは、内行花文鏡と言われている中でも、とびぬけて大きい直径46㎝の超大型鏡が5面出土した。
  この墓は、西暦二世紀の末の築造と考えられており、長方形の周溝墓で盛り土はないが甕棺ではなく木棺が使われている。
  この時期は弥生時代終末期で、邪馬台国の卑弥呼が現れる時代である。

 

・・・つい、先日、新聞各紙に桜井茶臼山古墳の石室に副室が発見されたというニュースが、掲載された。

   
  

 

  桜井茶臼山古墳は全長200メートルあり、奈良盆地南東部のヤマト政権発祥の地と言われている、狭義のやまと地方の中の磐余(いわれ)にある。
  考古学的には、被葬者は4世紀のはじめ、この地、ヤマトの磐余に君臨した大王の墓と言われている。

 

  また、我が国の伝説上の大王である神武天皇は磐余彦と言われている。
  そして、伝説では神武天皇は九州から東遷してこの地に来て、即位したと伝えられている。

 

・・・さて、超大型内行花文鏡が出土したのは初期の大ヤマト政権の古墳の桜井茶臼山古墳、下池山古墳(我が国の代表的な前方後方墳で全長120m、築造年代は4世紀初~中頃と推定されている)、柳本大塚古墳(前方後円墳で復元全長94m、築造年代は4世紀前半と推定されている)の三基で、しかも今まで、超大型内行花文鏡の出土状況は、下池山古墳と柳本大塚古墳からは主埋葬石室ではなく、別に小石室を設けて超大型内行花文鏡だけを埋葬してあった。

  この、別に小石室を設けて超大型内行花文鏡だけを埋葬してあったは、「葬送儀礼の為、大鏡を作り、儀礼終了後に小石室に埋葬された可能性がある」と学者は考えている


  さて上の写真の新聞記事の「桜井茶臼山古墳で小石室が発見された」と云う事は超大型内行花文鏡を主埋葬石室とは別に石室を作って埋葬するという、三つの初期ヤマト政権時代の古墳の埋葬儀式の共通性があるように思える。
  そして、このことは二世紀末の北九州の平原一号墳から磐余の初期大和政権の古墳の埋葬儀式の連続性が感じられる。


    この記事の内容は、かなりの部分、森浩一著「倭人伝を読みなおす」からの引用があります。 

  

 

 参考としてネットの記事に下記のことが書かれているのも面白いと思いました。

  「超大型内行花文鏡については、1965年の発掘調査を指揮した原田大六氏が、伊勢神宮の御神体で天照大神の分身である八咫鏡(やたのかがみ)との共通性を指摘している。」


  

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「桂枝雀のらくご案内」

2011年06月21日 07時43分28秒 | 読書

・・・私の好きな落語家さんは桂枝雀さんです。
  30年以上も前から、ラジオの落語放送を録音し、そのテープの落語を繰り返し聞いて楽しんでいたファンです。
  枝雀さんの落語の放送を録音したテープは百本を超えていました。
  そのうち、時代とともに、彼の落語がテープとして出版されたりしだしたので、放送を録音することもなくなりました。

  今日、たまたま、おとずれた本屋の棚に「枝雀と61人の仲間」と副題のついた表記の本があったので、買ってきて読み始めました。

    


  61人の仲間というのは彼がもっている落語の中で、よく高座の演題に上げていた落語のことを言っていて、本の目次には彼が演じていた演目が書いてあります。

  私が一番好きだったのは「池田の猪買い」、「八五郎坊主」、「代書屋」ですが、いずれも彼が得意としていたので4人目、49人目、34人目で目次に載っていました。
   

  もう、今となっては、ビデオの映像でしか彼の演じる姿は見れなくなりましたが、彼を超える落語家は、私の知っている限り、まだ世に出てこないように思います。    

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我が家の庭野菜の現況

2011年06月20日 06時57分48秒 | 植栽

・・・今年の当家の夏野菜は4/25にキュウリ、トマト、オクラ、カボチャ、ピーマンの苗を庭のプランターに植えました。
  また、5/26にナスビ、キュウリ、ミニトマトの苗を追加で植えました。

  野菜を育てる知識がないので、しばしば、疑問を持つたびに解決をネットで調べていたが、調べる回数が多いので、「野菜の上手な育て方」という本を買いました。

  その本の知識によると4/25に植えた野菜は今月末くらいから収穫できそうです。
  当家の野菜の生育状況は

  
   「四月末に植えたキュウリに実がなりました」

  
   「初めての実がなったトマト」

  
   「今回のかぼちゃの実は育ちそう」

  
   「ピーマンは実がたくさんついて収穫が期待できそう」

  あとに続く、五月に植えた苗も成長してきたので、これから夏の間、毎朝、野菜を見る楽しみが増えました。

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メダカの赤ちゃん

2011年06月19日 08時55分58秒 | インポート

・・・去年の今頃、当家の奥さんが友達から、白メダカの赤ちゃんを貰ってきました。
  以来、当家の庭の鉢に飼っています。

  今年の寒い冬では、鉢に氷が張ったりしたので、毎日、テレビの予報を見ながらカバーをつけたり、外したりしながら、メダカの世話をしてきました。

  今年の春には卵を産みそうだと、奥さんの友達から聞いて、藻を入れたり棕櫚縄を入れたりして努力した結果、無事、卵を産み、それが赤ちゃんメダカになりました。

  

  親のメダカは20mm程度の大きさがありますが、生まれたての赤ちゃんは1mm程度の大きさしかありません。
  目が慣れないと水槽のメダカの赤ちゃんを見つけられないほどの大きさですが、三日もすると2mm程度の見れる大きさになります。

  メダカの赤ちゃんは親と一緒にしている食べられてしまいそうなので、違う水槽に入れて赤ちゃん用の餌をあげながら育てています。

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棚の整理 スキャナーの購入

2011年06月18日 07時52分14秒 | パソコン

・・・個人的な趣味として、私は日常の色々なことを記録することが好きである。

  たとえば、医療機関で受けた血液検査記録、人間ドッグの検査記録など、興味のある事に関する新聞記事の切り抜き、カタログ、年金や金融機関との取引の記録など・・・

  これらの記録をファイルに整理して、棚に収納しておくので、年とともに記録ファイルの量が増えていく。
  増えると、必要なときに探すのにとても時間がかかります。

  先日、近くの家電量販店にブラッーと入店して棚を眺めていて、非常に小型のスキャナーが目に留まったので、カタログを貰って読んでいくうちに、最近のスキャナーの性能がとてもすごいことを知った。
  生来の機械好きのために、さっそく購入して自分の棚の貯めこんである色々な種類の記録をHDDに収納することにして、スキャナーを発注した。

  スキャナーを手に入れて、試しに使いながら同棚を整理するか考えていきたいと思います。

   

  上の写真はカタログをスキャナーを使って読んで、データーをブログ用にJPEG.に変換したものでデータの容量を100KB程度に圧縮したものです。  

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今の季節、花の色どりが美しい

2011年06月17日 07時34分23秒 | 植栽

・・・ジョギングで何時ものコースを、早朝走っていると、人通りもなく、自然と走る道筋の景色に目が行く。

  今の季節、走る道筋に咲く花の色どりが美しい。 

  

  道路わきの空き地に近所の人が育てている季節の花ですが、写真に映っているだけでも五種類の色が確認できる。

  

  反対側の道筋の畑の際の空き地にもたくさんの花が咲き乱れている。

  

  畑の畔の花菖蒲もまだまだ美しい。

  

  この地の農業をしておられる方はみんな心に余裕がおありなのか、空いた土地には必ず花が植えてあり、この季節、その花々が美しく咲いており、通りすがりのジョガーの私は恩恵を被っています。

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人によるミスは経験によってのみ改善できるが、ゼロにはならない

2011年06月16日 07時19分18秒 | エッセイ

・・・工場の生産現場に居た時、不良品を撲滅するために色々な経験をした。

  それまでの会社勤めでは、生産現場の経験がなかったので、不良品の発生の対策は、予備知識なしに色々と自分なりに考えて対策を打ちながら品質改善をした経験がある。

  なぜ、こんな話を持ち出したかというと「過って経験のない福島の原子力発電事故」に対して、経験がないという事では同じ観点から、事故担当者に対して、自分なりに思い当たることが多いので、過去の不良品対策の生産現場での体験を思い出した。

  原子力発電も、普通の製造現場も機械は人間が設計する。
  機械を動かす為の作業標準・技術標準・安全基準・・・・等も、すべては、人が元になる理屈をベースに経験値、実験データーを加えて作り上げ、それを失敗経験を織り込みながら改善していくもので、最初から出来上がって使えるものはありえないというのが人間が作ったものの本質である。

  さて、私の現場での不良品改善経験であるが、

  私が現場に赴任した時には、すでに問題のラインは週に2回のペースで不良品を出していた。
  そこで、品質を改善するために、最初、不良を出す機械に張り付いて原因を調べた。
  不良の原因は現場の機械の構造にあることを突き止めたが、残念ながら一度作った機械はコストの面から、取り換えることができないので、手直ししながら使うことになる。

  また、数多い不良のパターンはいくつもあるので、その原因を全部解決するのに、時間がかかった。
  機械原因による不良はかなりの程度改善できたが、最後まで残った不良品の原因は作業者に起因することでした。

  原材料をセットしてから、別のラインに半製品を人が運んだり、更に出来上がった製品を出荷品置き場に運んだりの間に、人が関与することによって、不良が発生することが最終的にわかってきた。

  行ったことは材料を機械にセットして、製品が製品バッグに収納され出荷品置き場に行くまでに、生産工程で人が関与しない設備作りがもっとも効果的な対策でした。

  そのほかに効果的な対策は、製造途中で、何回も機械が自動で数を数えて、大事な品質には自動の検査工程を入れて不良品を発見することでした。

  これらの対策を地道にやったことにより、最終的には、対策後は何年もノークレームの状態になりました。

  その状況に至るまでの、そのときの経験から、製造現場の経験がない私が、初めての現場での問題発生について、いくつかのことを学びました。

  学んだことの第一は、機械が原因による問題発生は必ず再現することができますが、人によって起因する問題発生の再現は難しい。

  問題発生の人の要因として、一番、困るのは熟練作業者である。
  何も考えない作業者は間違いは、おおよそ同じ間違いを再現するが、熟練作業者は単純な間違いは自分なりにすぐに改善してしまい、それが、正しい改善ができてないことによって、問題を更に複雑にして解決を難しくする。
  現場における人の問題は決めたルールを、そのルール通りに作業する事が一番難しいことにある。

  従って、一般には機械でやれることは徹底的に機械化して、人が関与しないことが間違いをなくすことが大事です。
  しかし、それはルールが絶対に信頼できる場合で、必ず間違いを起こさないルールは一般的には作れないと考えるのが正しい。
  ルールの場合も間違いを見つけて改善していくことで、より間違いのないルールにしていくものです。

  世の中には人知の及ばないことがある、どんなに頑張っても、人の知恵が及ばない事がある。
  その及ばない程度によって、それが起因して発生する問題の割合は少なくなっていくものです。
  人の知恵で作り上げていく機械であったり、ルールであったりする限り、人の知恵の及ばないことによる問題発生がわずかであるが必ず発生し、ゼロになることはありえない。

  一般の製造現場の不良発生も原子力発電の事故発生も、具体的事情は違っても、人間が作り上げた技術と云う事では同じである。

  原子力発電は人知が及ばない大きな失敗をすると、取り返すことのできない問題となり、問題発生の結果を社会が受け入れられないところに、原子力発電が技術として成り立たない所以がある。 
  即ち、技術として成立するためには、社会が失敗を受け入れて、それを改善していける対象でない限り駄目なのである。

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