アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

幸せ昆布で、よろ昆布

2020年05月09日 | Weblog
 「自由などない」といえば、距離を置かれてしまいます。これも、ソーシャルディスタンシングかも知れません。距離を置く方々にお伺いしたいです。「自由って、あるの?」と。いちいち説明を付けると、自由はあります。
 「ビンの中の自由」「独房の自由」…。しかし、「範囲限定で自由」というのは、自由ではないんじゃないかなあ。
 私の中にある唯一の自由は、「内心の自由」です。思想信教の自由は…内心とも受け取ることが出来ますから、認めます。それにしても、日本にある宗教および宗教もどきの数は凄いですよ。
 日本の宗教法人数は、およそ18万です。
 宗教法人数がおよそ18万。宗教法人ではない、「宗教法人もどき」は、一体どれだけあることやら。「笑える宗教もどき」が一体いくつあることかっ!「宗教」を名乗るのはぁ、自由のようですからね。
 「がまの穂」で水がきれいになる宗教やら(古っ!)、教祖様は、歯を磨かない宗教やら(これも古っ!)。
 教祖が、「私は神だぞ!」と言っていた宗教もありましたねえ!神を自称する教祖様って一体?神は、寝起きをテレビ局の襲撃(取材)を受けたらしく、寝癖の髪が強烈な婆っちゃん。「私は神だぞ」と言ったのを、私は、テレビ観ていました!この老婆が教祖になれるのなら、「自分も!」と、思ったものでした。
 もう、何でも有りです。「アンティークマン教」も作れます。と、言うか…国民が皆、「教祖様」になることができるのが日本です。自由だぁ!
 くだらんことばかり書いてないで、おもしろい宗教を二題。
 その1 「歌って踊る宗教」
 歌って踊る宗教の人が、「加工した昆布」を売りに来ました。「いりません」と断り、玄関のドアを閉めたのですが、「踊らせていただきます」と…!?
 なんと、玄関前で、大声で歌を歌いながら踊ってました。だけど、他人の家の玄関前で歌って踊るかぁ?悪い言葉で申し訳ありませんが、「気が狂ったのか!」と思いました。自由だからしょうがないね。
 歌詞は、「幸せ昆布で、よろ昆布(喜ぶ)…」ダジャレ…。長く生きていても、そのような場に出くわす経験が皆無でしたから、どうしたら良いか、ホント困りました。玄関のドアを一枚隔てて…立ちつくしておりましたよ。私が悪いことをしたような感覚。
 その2 これは現職時代、職場に来た宗教の話しなんですがね。「ハンカチを売る宗教」の人。身分証明書を見せて、「ハンカチを売らせてください」と言う。すぐに、「統×教会」だと、見抜きました。帰れ!とも言えず、「ハンカチを買う職員はいないと思いますが、まあ、どうぞ」と売らせました。
 結局、当然ながら、商売にはなりませんでした。で、売り子さん、帰ったのですが、身分証明書を置き忘れたままでした。忘れたことに気づかないのか、戻ってこない。身分証明書がなければ、ハンカチ売りというか、布教活動に支障があるだろう。
 身分証明書に書いてある連絡先へ電話しました。ところが、「この電話は、ただいま使われておりません」でした。つまり、いい加減な身分証明書を何枚かもっているのですね。10枚や20枚紛失しても、なーんも影響ない。
  こういうことだから、宗教は信用できない。笑いが入っているので、少しは楽しめますがね。
 なぬ?「きちんとした宗教と、昆布を売る宗教とを一緒にするな」って?
 18万以上ですから、どれがきちんとした宗教なのか分かりません。
 宗教の布教活動って、不要不急なんだよね、きっと。今思えば、玄関ドアを隔てて、歌って踊った宗教は、「飛沫感染への配慮」だったのかなぁ!本当は、きちんとした宗教だったのかも。…きちんとした宗教は、昆布を売らないよね。