アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「魚心?」「水心?」…そんな「心」はぁ…ないっ!

2020年05月25日 | Weblog
 「泣く子と地蔵には勝てぬ」と、おっしゃる方がおられます。
 「地蔵ですか?地頭ではなくてぇ…」と、水を向けると…
 「地蔵だよ!泣く子には勝てない。お地蔵様も、石で出来ているから、勝てないんだわ。そんなことも知らんのかぁ?」
 …それ以上は追及しませんでした。還暦を過ぎている人に恥をかかせても、後味が悪いので。
 正しくは、「泣く子と地頭には勝てぬ」ですよね。地頭は、石では出来ておりません。人ですから!役人の役職名。平安・鎌倉時代に荘園を管理し、税金を取り立てていた役人のこと。権力を 振りかざして横暴をはたらいていた。勝ち目はありません。
 新型コロナウイルスが猛威を振るっている今でも、地頭もどきで権力を振り回す小役人が存在します。私は、土地のこと、税金のことで泣かされていますので、その小役人をやっつける方策を模索しておりました…勝てそうもありませんね。小市民は、「我慢、泣き寝入り…」。
 世界的には、「泣く子とぉ…トランプ・金正恩・習近平には勝てぬ」・・・。といったところでしょうか。この三人も、金正恩以外は、新型コロナウイルスの軍門に降っていますがね。
 なぬ?金正恩は、新型コロナウイルスに勝ったのかって?朝鮮中央通信が、「金正恩朝鮮労働党委員長の高貴な政治でコロナ、ゼロ」と、言ってましたよ。「処刑映像を学校で回し見させる…」こういう政治が、高貴な政治らしい。
 さて、この三人、誰が「心ある魚」で、誰が「心ある水」となるか?
 なぬ?「言っている意味が分からん」って?
 「魚、心あれば、水、心あり」という諺があります。
 それは、「魚心あれば水心」だろうって?それは間違いです。「魚心」「水心」という単語があると思っている人もおられるでしょうけど、そんな単語は日本にはありません。
 「魚、心あれば、水、心あり」魚に水と親しむ心があれば、水も応じる心を持つ…相手が好意を示せば、こちらも好意を持って対応しようということ。
 今、トランプさんは、中国に対し、「仲良くする心などない魚だよ」という姿勢。習近平さんは、「応じる心などない水だよ」ですね。
 そんなトランプさん、金正恩に対しては、「魚、心あるよぉー!」。金正恩は、制裁解除してくれなきゃ、「水、心あり」にはしてあげないっ!
 習近平さんと金正恩は、「魚、心あれば、水、心あり」ですね。
 諺シリーズになってしまいましたが、「長いものには巻かれろ」があります。一番長いのはトランプさんと思ったら、習近平さんも、金正恩も、「巻かれない」。ということは、長いもんじゃないんだぁ、トランプさんは。