私の場合、「狭小な知識しか持ち合わせていない」ことを、十分承知しています。ですから、「知識を得よう」と、いつも、「キョロキョロ」しています。
そんな自分を、褒めている意味で、「野次馬」と思っています。あと、「好奇心の塊」を自認しています。「わからないこと」「不思議なこと」「納得できないこと」との遭遇が楽しいです。なぜなら「わかったときの嬉しさを与えてくれる根源」だからです。
そんな自分を、褒めている意味で、「野次馬」と思っています。あと、「好奇心の塊」を自認しています。「わからないこと」「不思議なこと」「納得できないこと」との遭遇が楽しいです。なぜなら「わかったときの嬉しさを与えてくれる根源」だからです。
なぬ?「いつもになく神妙な書き出しだな」って?そうなんですよ…。
自宅に隠っている時間が多く、したがって、テレビを観る時間が多くなっています。で、今始まったことではありませんが、気になるのは、テレビ局のミス。「字幕の誤字」「フリップの誤字」。間違っちゃだめでしょ!NHKと民放でも差がある。どっちが上とか下とかは言いませんが、「社員の知的レベルの差」なのでしょう。「無知」と思える場面にも出くわします。
人様を批判する内容の文を書こうとしていますので、書き出しをまじめにしました。
自宅に隠っている時間が多く、したがって、テレビを観る時間が多くなっています。で、今始まったことではありませんが、気になるのは、テレビ局のミス。「字幕の誤字」「フリップの誤字」。間違っちゃだめでしょ!NHKと民放でも差がある。どっちが上とか下とかは言いませんが、「社員の知的レベルの差」なのでしょう。「無知」と思える場面にも出くわします。
人様を批判する内容の文を書こうとしていますので、書き出しをまじめにしました。
「無知」…言葉の間違いや、字幕の間違い、フリップの誤字なら…良くはないけど、許容範囲。命に関わる問題で、「無知でした」は、言い訳にも謝罪にもなりません。
某民放に、「情報ワイド・・・」という番組がありました。
で、「春うらら…のんびり散歩」と銘打って、リポーターがブラブラ歩いて人々と触れ合ったのですが…。「フクジュソウのてんぷら」が登場しました。女性リポーターがこれを食べました。
フクジュソウが毒草であることは、私ども庶民の常識。全ての部分に毒があり、食べると、嘔吐、下痢などの消化器障害が現れ、脈拍が不規則になって死亡することもある。
で、「春うらら…のんびり散歩」と銘打って、リポーターがブラブラ歩いて人々と触れ合ったのですが…。「フクジュソウのてんぷら」が登場しました。女性リポーターがこれを食べました。
フクジュソウが毒草であることは、私ども庶民の常識。全ての部分に毒があり、食べると、嘔吐、下痢などの消化器障害が現れ、脈拍が不規則になって死亡することもある。
それを、テレビの番組制作側が知らない!無知だぁ!あきれました。食べたリポーターさんは、命に別状がなくてよかったです。リポーターさん、無知の犠牲者でしたが、ご自分も「フクジュソウ=毒草」ということに無知だった。無知のクラスターだね。
「春うららのんびり散歩で毒を喰い」危ない危ない。俳句を詠んでいる場合じゃないよね。ぜんぜん、春うららじゃない。
フクジュソウのてんぷらも、通りがかりに偶然食べたのではなく、テレビ局側が、地元の蕎麦屋に依頼して、特別メニュー「フクジュソウのてんぷら」を揚げてもらったという。蕎麦屋さんも無知クラスターだった。
し、し、しかも、このテレビ局は、フクジュソウのてんぷらを、「家庭料理」として紹介した!殺人未遂ですよ。テレビを信じてはいけないということですかね。
庶民は、「テレビで放送していることは、すべて真実」と、思っています…。私など、野次馬ですから、「フクジュソウのてんぷら?毒は無いんだあ!新しい知識を得たぞ!さあ、夕食でさっそく『フクジュソウのてんぷら』に、トライっ!」と、なります。
「春うららのんびり散歩で毒を喰い」危ない危ない。俳句を詠んでいる場合じゃないよね。ぜんぜん、春うららじゃない。
フクジュソウのてんぷらも、通りがかりに偶然食べたのではなく、テレビ局側が、地元の蕎麦屋に依頼して、特別メニュー「フクジュソウのてんぷら」を揚げてもらったという。蕎麦屋さんも無知クラスターだった。
し、し、しかも、このテレビ局は、フクジュソウのてんぷらを、「家庭料理」として紹介した!殺人未遂ですよ。テレビを信じてはいけないということですかね。
庶民は、「テレビで放送していることは、すべて真実」と、思っています…。私など、野次馬ですから、「フクジュソウのてんぷら?毒は無いんだあ!新しい知識を得たぞ!さあ、夕食でさっそく『フクジュソウのてんぷら』に、トライっ!」と、なります。
例年春先に発生するのは、ニラと間違えて、スイセンを食べる事件。スイセンは葉から球根まで全ての部分にアルカロイド系の毒がありますから、食中毒を起こします。毎年、テレビなどで「警告」されているのに、スイセンを食べちゃう人が出る。これは、無知であると同時に、「ボンヤリしている」ってことでしょうかねえ。
小学校の調理実習で、スイセンの球根を玉ネギと間違えてみそ汁の具に入れた事故がありました。児童5人が食中毒に。
校庭の菜園で栽培した「べんり菜」を収穫しているうちに、スイセンの球根が混ざったらしいのだと!べんり菜って、「菜っ葉」でしょ。どうして、スイセンの球根が、収穫中の菜っ葉に混じるの?新聞報道だけでは、状況はよくわかりませんが、スイセンの球根が、調理実習の「まな板の上に載った」のは間違いなさそう。なぜ?無知だから。先生も当然その場にいたでしょうけど…役に立たない。無知だから。
校庭の菜園で栽培した「べんり菜」を収穫しているうちに、スイセンの球根が混ざったらしいのだと!べんり菜って、「菜っ葉」でしょ。どうして、スイセンの球根が、収穫中の菜っ葉に混じるの?新聞報道だけでは、状況はよくわかりませんが、スイセンの球根が、調理実習の「まな板の上に載った」のは間違いなさそう。なぜ?無知だから。先生も当然その場にいたでしょうけど…役に立たない。無知だから。
マスメディアは、社会を動かす力を持っているのですから、「無知」であってはなりません。
蕎麦屋というか、食事を提供する業者が「無知」の場合、客の健康に影響するわけですから…。
先生が無知でどーすんの!?教壇に立つ前に、おのれの無知を覚って勉強しろっ!
調理実習に限らないけどさ。「毒」を知らない先生に教えられる子どもたちが不幸。事実、食中毒で生死をさまよった子までいるのですから。
蕎麦屋というか、食事を提供する業者が「無知」の場合、客の健康に影響するわけですから…。
先生が無知でどーすんの!?教壇に立つ前に、おのれの無知を覚って勉強しろっ!
調理実習に限らないけどさ。「毒」を知らない先生に教えられる子どもたちが不幸。事実、食中毒で生死をさまよった子までいるのですから。
ソクラテス哲学の基本は、「無知の知」です。「無知の知」とは「知らないことを自覚する」という意味。
「無知の知」…自分の無知を自覚することが真の知(≒学力)にいたる出発点である。←これは、一般論ではありません。アンティークマンの論ですので為念。
なぬ?ソクラテスの論に「出発点」をくっつけただけじゃないかって?そ、そうかなあ?
時代はずっと新しくなりますが、ノーベル平和賞の、マララ・ユスフザイさんは、「知識が無ければ、人権など守れない」と、国連で演説しました。まだ、20歳そこそこですが、「無知の知」が解っている。
「無知の知」…自分の無知を自覚することが真の知(≒学力)にいたる出発点である。←これは、一般論ではありません。アンティークマンの論ですので為念。
なぬ?ソクラテスの論に「出発点」をくっつけただけじゃないかって?そ、そうかなあ?
時代はずっと新しくなりますが、ノーベル平和賞の、マララ・ユスフザイさんは、「知識が無ければ、人権など守れない」と、国連で演説しました。まだ、20歳そこそこですが、「無知の知」が解っている。
テレビを観ながら、「無知の知」をしみじみと考えておりましたよ。だけど、私が偉そうなことを言った(書いた)ところで、ハチドリの一滴(ひとしずく)にもならないんだよねぇーっ。