金色の雲「觔斗雲(きんとうん)」を駅舎屋根に乗っけ、駅舎も朱塗りにリニューアルされた…どこの駅かって?岐阜県恵那市と中津川市を走る第三セクター鉄道「明知鉄道」の無人駅「極楽駅」なんですけどね。
金色の觔斗雲は、私の目測ですが、縦150cm、横300cm、厚さは、40cmぐらい。
金色の觔斗雲は、私の目測ですが、縦150cm、横300cm、厚さは、40cmぐらい。
「極楽駅」は、12年前のクリスマスに開業。昨年暮れに駅舎リニューアル。極楽感を出すために、觔斗雲を屋根に乗っけた。「西遊記」で孫悟空が乗る雲ですよぉ。悟空がゴクゥラク(極楽)へ行ったなんちゃって。
「觔斗雲」は、「筋斗雲」「斤斗雲」「金斗雲」などと当て字されることのほうが多いと思います。觔斗雲の「觔」が、ワープロで出てこないから。
「觔斗雲」は、「筋斗雲」「斤斗雲」「金斗雲」などと当て字されることのほうが多いと思います。觔斗雲の「觔」が、ワープロで出てこないから。
開業当初の極楽駅の思惑は・・・
1 「極楽」という名で、マニアらによる切符の売り上げが期待できる。
2 駅に隣接してスーパーマーケットやホームセンターなどの商業施設が集中しており、スーパーの客の利用が見込める。
3 乗車券と極楽駅入場券の3枚をセットにした「極楽駅開業記念切符」(800円)やオリジナルグッズ「極楽駅ストラップ」(600円)を販売して収益アップ。
1 「極楽」という名で、マニアらによる切符の売り上げが期待できる。
2 駅に隣接してスーパーマーケットやホームセンターなどの商業施設が集中しており、スーパーの客の利用が見込める。
3 乗車券と極楽駅入場券の3枚をセットにした「極楽駅開業記念切符」(800円)やオリジナルグッズ「極楽駅ストラップ」(600円)を販売して収益アップ。
「極楽」という駅名は国内で一つ。「極楽行き」の切符が人気で多い時で年間1万9千人の利用があった。12年経った今、4千~5千人という。それでも、大健闘だと思います。
極楽駅は、明知鉄道だけです。他に極楽を名乗る駅は、江ノ電の、「極楽寺駅」。南海電鉄の「極楽橋駅」があります。今、日本には、「天国駅」、「地獄駅」は、ないみたい。なぬ?「天国の駅」ってなかったかって?そ、それは、映画のはなし。
インパクトのある駅名で、「売り上げの向上をねらう」、これはいいと思います。収益は、たかがしれていますがね。
かって、「愛国駅」「幸福駅」(いずれも北海道広尾線の駅でしたが、廃線に伴い廃駅に)が、話題になったことがありました。
かって、「愛国駅」「幸福駅」(いずれも北海道広尾線の駅でしたが、廃線に伴い廃駅に)が、話題になったことがありました。
予土線(高知県)の、「半家(はげ)駅」。こ、こ、これって、列車が構内に入ると、放送で、「はげー、はげー!」と大音量で流れる?私など、思わず頭を抱えてうずくまりますね…もっとも、無人駅なので、その心配はありませんがね。1日の乗降客は、2桁に及ばないそう。どうして半家か?この地に平家の落人が住み着いた。地名を「平家」にしたかったがそれでは、源氏にバレてしまう。追討を逃れるために「平」の字をちょいと変えて「半」にした。半家は平家だった…。
半家の対極にあったのが、留萌線(北海道)の「増毛(ましけ)駅」でした。残念ながら廃駅に。
御殿場線に上大井駅(かみおおいえき:髪多い!)があります。この駅は無人駅ですが、現存します。私にとって、魅力的な駅です。
山陽本線に光駅(ひかりえき)があります。後頭部から、「ヒカリー、ヒカリー」と、アナウンスされるのいやだなあ。
半家の対極にあったのが、留萌線(北海道)の「増毛(ましけ)駅」でした。残念ながら廃駅に。
御殿場線に上大井駅(かみおおいえき:髪多い!)があります。この駅は無人駅ですが、現存します。私にとって、魅力的な駅です。
山陽本線に光駅(ひかりえき)があります。後頭部から、「ヒカリー、ヒカリー」と、アナウンスされるのいやだなあ。
知らぬ間に、ハゲのスパイラルに引きずり込まれていましたぁ。極楽でやめときゃよかった…。