アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ドラゴンフルーツ…竜の果物?

2020年05月27日 | Weblog
 グレープフルーツが実っているのを見たとき(ロスアンジェルス文化センターの中庭)、「う、う、うそ~~~!」と、思いました。なんと、ブドウの房状にあのグレープフルーツがなっていたのですから。一房は、大人が両手で円を描いたほどの大きさ。ブドウ(グレープ)のように実がなるので、グレープフルーツ。そうだったのかぁ!と、感動しました。
 パッションフルーツを育てていたことがありました。完熟した、パッションフルーツを食べていたら、タネがありまして…タネを手にすると植えなければ「タネ様」に申し訳ないので植えました。それが芽を出し、立派な木に成長し、花を咲かせ実をつけました。さすが、「パッション(passion:情熱)フルーツ」と、感心したものでした。情熱の果物だから、「パッションフルーツ」と、思いきや、そうはいきませんでした。
 パッションフルーツの日本名は、「クダモノトケイソウ(果物時計草)」。時計のように見える花が咲きます。トケイソウを英語では、「passion flower(パッションフラワー)」と呼ぶのだそう。つまり、パッションフルーツのパッションには、「情熱」の意味はなかったのです。
 スターフルーツは、そのまんまですね。輪切りにすると「☆(星)」の形。
 タイでは、「アップルフルーツ」と、呼ばれている果物。日本でもそう呼ばれているのかと思いましたら、日本では、「ローズアップル」でした。食感も味も「リンゴ」です。
 ドラゴンフルーツ。どうして、ドラゴンなんだ?果実の形状は、「竜」とは、似ても似つかない。バンコク郊外で、ドラゴンフルーツの木に実がなっているのを発見!
 ドラゴンフルーツ・・・茎が、竜の胴体のように細長くうねっている。竜の鱗のような葉(突起物)も付いている。そしてその先端、つまり竜の顔の部分に、あの赤い果実が付いている。茎が竜に似ているから、ドラゴンフルーツ!そうだったのかぁ!このときも、顔面の筋肉が勝手な動きをするほど、感動しました。
 5月末、タイは雨期。毎日スコ-ルがあります。これがまた楽しかったです。雨宿りの軒先で、井戸端会議中のタイのおばさんたちと、身振り手振りで会話する。お互いあまり通じてなくても、なぜか楽しい。
 別にうれしいわけじゃないけど・・・私が実年齢を言っても、「おまえは、タイでは40歳だ」「いやあ、30歳だべ」と(協議して、私の年齢を決めてくださる)・・・タイのおばさまたちは、いい人ばかりのような。