息子が結婚式によばれ
まだ 精神的に安定していなかったので
暇だった私は つきあって 一日式場のある岡崎で過ごすことにした。
別に 世話が あるわけでは ないのだが そばに待機してくれるだけで
安心だというので 結婚式場のそばで ぶらぶら過ごした。
それが生まれ故郷を再認識することになった。
生まれたばかりのころ
父と母は 岡崎に住んでいた
小さな家で 今もその家が あるというが 姉が幼くして亡くなったので
家族にとって思い出したくない場所になっていたらしい
五十年まともに歩いたことがなかったが
懐かしいものだった
姉が父と入浴した お風呂屋さんも健在だったし
昭和のにおいのする家が 結構残っていた
旭軒のお菓子を購入し
昼は すし屋で 握りずしをいただいた
なにより いずみやさんの 栗おこわ
このおやつは
格別おいしかった
かごた公園近接のカフェで
編み物をしながら 休憩し長い時間いた
と 貧しくて人がひしめきあっていた
戦後の風景と 父の匂いが なぜかしてきた
岡崎といえば 矢作川
徳川さんの おかげなのか
河川敷が 広く
住居は 川岸から意外と はなれている
乙川には 白鳥が飼われているのか
ほかにも 水鳥がやってくる
ことしあたりは 住民が植えたさくらが
咲き始めるだろうか
まだ 精神的に安定していなかったので
暇だった私は つきあって 一日式場のある岡崎で過ごすことにした。
別に 世話が あるわけでは ないのだが そばに待機してくれるだけで
安心だというので 結婚式場のそばで ぶらぶら過ごした。
それが生まれ故郷を再認識することになった。
生まれたばかりのころ
父と母は 岡崎に住んでいた
小さな家で 今もその家が あるというが 姉が幼くして亡くなったので
家族にとって思い出したくない場所になっていたらしい
五十年まともに歩いたことがなかったが
懐かしいものだった
姉が父と入浴した お風呂屋さんも健在だったし
昭和のにおいのする家が 結構残っていた
旭軒のお菓子を購入し
昼は すし屋で 握りずしをいただいた
なにより いずみやさんの 栗おこわ
このおやつは
格別おいしかった
かごた公園近接のカフェで
編み物をしながら 休憩し長い時間いた
と 貧しくて人がひしめきあっていた
戦後の風景と 父の匂いが なぜかしてきた
岡崎といえば 矢作川
徳川さんの おかげなのか
河川敷が 広く
住居は 川岸から意外と はなれている
乙川には 白鳥が飼われているのか
ほかにも 水鳥がやってくる
ことしあたりは 住民が植えたさくらが
咲き始めるだろうか