楽しい日々

ホームページを作ることが 与えてくれた楽しみや 主婦の日々の思わぬ出来事を 聞いて聞いて!  

ほどほどの質

2016-08-23 21:26:23 | あったらいいな
日用品を見るのは大好きなのですが
ホームセンターや
100円ショップの商品もすごくて おもしろいです。
でも 手放せない古い商品も長年手放せずに持っているんです。

それは フライ返しと 味噌こし。

フライ返しは 柄が壊れ自前で修理してもなお 使っています。
なぜなら 返しの部分が薄く 柄もピンとしていなくて振るとポヨンポヨンします。
フライパンの中で バウンドさせて使うことができるからです。
いわば物の悪い商品でしょうが 自分には使いやすいです。
柄が曲がりやすい分 返すときフライパンにしっかり沈ませることができ
このもどる力加減が 好きなのです。

味噌こしは 目が粗くこれも いわば物が悪いのかもしれません。
でも 目が粗いからこそ味噌が網に残りにくく よごれも
残りにくいのです。

しっかりしすぎて 
フライ返しは 返しにくく 
目が細かすぎて 味噌漉しは 網目のみそが落ちにくく
洗いに時間をとるので 
ついつい程々の質の長年使っているものに
軍配が上がっています。

  

冬瓜

2016-08-23 00:15:33 | 日本文化
夏のおわりになると 冬瓜がいつのまにか
畑にはえて 白く実がなると
たっぷりの汁とシーチキンで煮て食べます。

その冬瓜を刻みながら 娘が 青いまま冬瓜を煮ることって
どうすると思うと 聞いてきたことを思い出すのです。
京都の料理屋さんで出されたのでしょうが 
いつもに食べてる醤油色の冬瓜ではなく 
薄く皮をそいでしつらえた 緋色の冬瓜がきれいだったからでしょう。
でも 聞いてくれたことが 母親としてはうれしかった。
きれいな冬瓜を煮てほしいと思ったのか ききませんでしたし
ましてや 作り方は答えられなかったですが
何故か料理のことを聞いてくれたことが うれしかった。
何気ない会話ですが 冬瓜を切ると 思い出します。

さらに 冬瓜を煮ながら 
生ゴミ置き場で大きくなった冬瓜を収穫していた
貧しかった時代のことや
おいしくないと思っていた子供のころの自分も 思いだすのです。

この冬瓜
身体を冷やすので 年をとってきた自分には
ちょっと少なめでないと 調子をくずすようです。