笹子トンネル災害の「背景」とは。

笹子トンネル、天井板５０～６０ｍにわたり崩落(読売新聞) - goo ニュース

　草津から帰宅して起床するととんでもない災害が起きていた。それも，おそらく人的災害。日本の工学技術の凋落を象徴するかのように。そして，高速道路で起きたショッキングな事故は，自分では日本坂トンネルでのものだったが，これからはすべてのトンネルを通るときに恐怖感におそわれるであろう...。

　TVでの画面を見る限り，天井が落ちていた。地震でもあったなら話は別だがそうではないようだ。

　するとなんだろう。定期点検は行っていたというが...。

　想定外の事故・想定外の範囲・想定外の劣化。「想定外」がまたでてくるだろう。そもそも事故や災害は「想定外」なので「想定外の事故」などという日本語がオカシイ，と指摘しないといけないと思うが。

　さて。当然この中央高速，いうまでもなく自民党政権時に完成し，民主党が運営している...のではない。官僚が・運輸省官僚が天下っているのだ。かつて猪瀬直樹が道路公団と闘っていたが結局敗れた。それほどまでに強力な官僚集団。旧帝大を卒業し，成績優秀で，自分のためならなんでもやる，まったくとてつもない人間たちが，いまも跋扈しているのだ。

　原発事故然り。今回のトンネル災害然り。そして背景に人間あり。それは自然災害でなく，人的災害だから。

　いやホント，高速道路が怖くなってきた。

　とにかくいまは閉じ込められている人々の救出を祈る。そして，できればドライブレコーダー搭載車があって，そこから解析できないものだろうか。

2012/11/30-2012/12/01 草津温泉旅行 「簡易レポ」

2012/11/30-2012/12/01草津温泉旅行


もしかして，これでいきなり写真が全部UPできちゃったかも。そうなると便利。コメントつけるの結構メンドイんですわ。
まあ，とりあえず実験で。雰囲気は伝わるとおもいますが。