『Basser』を購入すると,オールスタークラシックにゲーリー・ヤマモト氏が出場して,好成績を収めていることが書かれていた。すごいものですなあ。やはりというべきか。
69歳だという。1988年のJBTAジャパンバスクラシック(吉積健司が優勝した年度)に,ブッチ・バスコ,ジェニファー・フェドリック(珍しい女性プロ;もう50代だろうか...)とともに来日した記憶があるが,あれから24年は経過した。ということは,当時は45歳だったのかな。
僕のバス釣りは,ゲーリーヤマモト製品から一度も外れたことがない,といって過言ではない。もっとも,いまでも4インチグラブの定価販売にはビックリさせられるが,いろいろなグラブを使ってみると,ゲリヤマ製品を超えているものってなかなかないんじゃないかな。
僕が一番ビックリさせられたゲーリー製品は,センコーだろうか。
いまみたいに護岸される前の新八間川で,具体的には1997年頃だろうか,炸裂しまくった。
当時横利根の威力が激減したと思い,地図を見ながら見当をつけて向かった川だった。護岸されていなくて,アシが残っていて,ボラが入ればバスも居る,という方程式がことごとく成り立った川,だった。
だったのは,いまはヤル気がまったくしないから。護岸が斜めで疲れるし,メジャーになってオモロクないのだ。駐車場所も多くないしね。北風にも弱いし。
そういえば,ジャンボグラブはいまはまったく使わなくなったけど,ちょうど並木プロがJBバスオブザイヤーをとった1994年度辺りはよく使った。そして釣れた。すでに味・匂いつきワーム全盛の時代に,シンプルでありながらよく釣れるワームだった。
いまワームバッグをみると,5インチグラブ(もっぱらジグスピ用),4インチグラブ(やはりジグスピ用),カットテール(5・4インチ;ネコリグ用),レッグワーム(これからに期待),キャンドルテール(ダウンショット用),シルクワーム(スモラバ用)がある。レッグワームは,あきらかに小森プロの活躍の影響だけれども。
ゲーリー・ヤマモト。日本のバス釣りにおいて「釣れる」釣り方を伝えたブランドとも思う。ワームが「文化」に変化した,歴史的なものだと思う。
さあ,資金が苦しいいまの時代は,迷わず中古店でゲリヤマ製品を物色のココロだあ! 僕はクリアーラメのカラーが大好きですよ,大昔から!