オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2013/11/02 水郷 「与田浦2度目の水没。それでも水郷へ。」の巻

2013年11月04日 00時06分01秒 | 2013オズマのバス釣りレポート

 疲れに疲れているのだ。そう思うしかない

 単純に労働時間だけではなかった。神経を疲れさせていた。足をもひっぱる程度に平衡感覚さえも奪っていたのだろうか

 それでも前日には5時間の睡眠を確保している。だが,平日7時間寝てもとれない疲れが,いくら釣りでも,気合が入ったとしてもそう簡単に抜けきるものではないということだ。これが中年世代の性なのか

 水郷到着6時。マズメになっている。うっすらと寒く,手袋が欠かせない。手袋は,2013年度からフリースの指出し仕様を使ってみることにしたが,これがいい感じ。たしかにチョット指が冷たいが,いまぐらいのシーズンには使いやすい。もちろんメーカー品などではない。量販店で見つけて購入したものである。キャスティングで999円だった記憶がある。

 最初に入ったのはオダのあるポイント。スピナベ・クランクに無反応。水温は少し冷たいが釣れないわけではなさそうだ。

 そこでワームをジカリグで投入。

     「ビビビ」「ビビブ

たしかにバイトはあるが食い込まない。ギルなのかバスなのか判断できないが釣れないものは釣れないので,とりあえず小規模水路に移動。先週出家をくらったところである。例年ならとっくに終わっているポイントだが,ここでダメなら大移動というつもりで行ってみた。

 今日は前回の反省を生かしてベイトフィネス。いや,D-ZONEフライでまずは攻めてみよう。ラインはGT-R・HM・8LBとベイトフィネスでありながらナイロンである。

 1時間経過。何も起こらない。今日はフナ釣り大会はないようである。しかし,コイは居るようだ。バスだって居るんじゃねえべかと飽きずにサークルキャスト。ホント,この水路で釣りをし始めていろいろなキャストが身についたなあ。それはもちろん,普通のキャストで決まらないポイントが多いからである。

 かくして8時になろうかというとき,『ごちそうさん』が気になってとりあえず視聴。相変わらず受信状態はよくないが視ることができた。

 そして釣りを再開すると,今度はきた


これがバスなんですか。忘れそうだったよ。

 20UPだが嬉しい1匹出家と1匹では天地の差。快く帰宅できるかどうかの大きな基準。あと1匹釣れたらこのポイントとはオサラバして移動したいなあと思いながら,今度は40分後


15UPですが2匹め

 D-ZONEフライ,いままでは正直バカにしていた。こんなセコイスピナベありかよと。しかしこうして釣ってみると,真夏はいざしらず,タフになったときの効き目もバカにできない。シャッドやクランクを引きにくいポイントではやはり重宝する。「スピナベバカ一代」には必要なルアーだ。一軍決定である。

 そして大きく移動。北利根に行ってみる。


アシが枯れて冬の予感。一気に冬に突入の様子。

 もともと得意な場所ではない。それでも,ブレイクブレードなどのチャターベイトを試したくて移動した。しかしブルーギルが「シャッドキル」状態で水面停止していただけ。これはよろしくない。おまけに眠気がやってきた。大移動前に仮眠しよう。

 与田浦東関道下に移動した。日光を遮るのでここなら心地よく眠ることができよう。事実,11時まで仮眠した。しかし,目覚めて「トイレを済まして移動するっぺ」とクルマを降りた途端,僕のカラダは与田浦に水没したのである

 完全に水を飲んだ。与田の水で目を開けてしまった。しかしそんなことより水が冷たく,はやく上がらなければならない。しかし,護岸の高さと濡れたジャンパーの重さが障壁となり,まったく水面から上に上がれない。

 まずは貴重品を陸へぶち上げる。ジャンパーを水中で脱ぐ。これで移動できるようになった。そして何本もの杭をへし折り,2本杭のあるポイントまで移動。もちろん水中で足を搔きながら。

   「ウオリャー!」

 掛け声とともに腰を一気に陸上へ。火事場の馬鹿力を発揮した


そして全部脱ぐ。着替える。

 毎回のように着替えを用意してあるのは,こうした悲劇に対するもの...ではない。帰宅時に温泉ランドに入ろうかといつも企んでいるのである。しかし,おかげでバスタオルからパンツまで準備があったので助かった。与田浦スト●リーキングになっていたが,なにしろ人は居なかった。ホント,こういうときっていつも人いません

 耳の穴に水が入った。喉にも入った。とりあえずペットボトルでうがいをする。そしてTシャツ・パンツ一丁になったところでカッパを着る。そしてヒーターを入れる。長靴に履き替える。これでなんとか帰宅できる


二度とここでは昼寝しない

 これが与田浦から生還した跡である。このポイントにはきっとカッパがいるのだ。足をひっぱるカッパが。いや,冷静に考えると,やはり起きてすぐ貧血状態にでもなって,そこで足がフラついたのだろう。今度から昼寝はそばに水のないところにます

 かくして11時に強制帰還。14時には東京に戻っていた。そして速攻でクリーニング店にジャンパー提出。1050円。風呂を沸かして洗濯機大回転

 まったくキチガイじみた釣りになってしまい,「いい加減やめておけ」と家族に言われたが,僕は水郷の引力に引き寄せられている。キチガイなのだ。

 次回以降,さらに水は冷たい。より冷静に水面へのアプローチが必要だ。まずは靴を買ってこよう。