原子力「即ゼロ」を=安倍首相に政策転換迫る―小泉氏(時事通信) - goo ニュース
いまさらだ。
この手の論争の本質で,誰も本気で語らないのが,「あんたの命とお金,どっちが大事なのか考えてみなさいよ」である。
原子力を「科学」として勉強する「自由」はある。しかし,これが制御できないものであることはもはや自明の理であるから,覚悟で勉強する必要のある分野でもある。
諫早湾ギロチン水門開閉問題しかり,外来魚問題しかり,究極は「お金の問題」。「農業がたちゆかない」「漁業がおかしくなった」などと言っているが,本質はただひとつ;
「お金,よこせよ!」
なのである。水郷でも,県の条例で決まったことでもなんでもないのに「外来魚放流禁止!」なんて看板まである(11/9の釣行で初めて見つけた)。ヘラブナも国内外来種だから放流できんな,これは。
小泉も,そういうわけで,もっと簡潔に言ったほうがわかりやすい。
「安倍さんは,お金>>>>人命なんでしょうね?」
「まさか汚染水さえコントロールできないで,この後原発継続させるのかね?」
「そんなに安全・安全いうなら,国会を福島の,それも避難指定地域に移転させたらいいじゃないの」
このぐらい言わないとね。まあ,小泉のアタマが何を考えているかはわからんが。本当に反省してのものか,それともまた「目立ちたがり屋」の癖がでてきたのか。
そして,「生態系と環境問題」などとして大げさに章を割かれている教科書もダメである。「生態系とお金の問題」でしょう,本質は。生態系撹乱が問題なのでなく,補償金が問題なのだと。収穫で得るお金が問題なのだと。そして,それを,何と比較するのかと。そこが一番大事ではないのではないですかな。
諫早湾干拓水門でもめる判決も,これまた公務員である裁判官の生活=お金がかかっている問題。「三権分立」なんてことをいわなければならないのが分立していない証拠。日本も中国を責めてばかりはいられない。政治腐敗はいまに始まったことではないのだ。
最期に,日本版NSCもこれまたお金の問題。情報はお金ですからね。至極すべてがお金に帰着する。これを,諸行無常とは....いわなかったな(笑)。