NHKが原発テーマ変更求め、教授が出演拒否(産経新聞) - goo ニュース
NHKは大本営。国営放送だから。ここに集約される,この問題。
原発問題は重要だからこそ,いろいろな議論・言論があるべきである。それを報道機関・意見提示の場であるNHK自体が拒否してしまっては,たとえば都知事選で「どの候補がまっとうなのか」を吟味し尽くすに足りない。
つまり,問題にすべきは主張の内容そのものではない。主張の場を喪失させたことにあるのだ。
さて,こうした偏向報道についていえば,『明日,ママがいない』という番組が話題になっている...が,実際観てみたら,それは過大な被害者妄想ではないかと思えてきた。どうでもいいお笑い番組に見えたのだ。疲れていたせいもあるが。
僕のような考えをする人間を,多くの人は「冷たい・冷酷無比」などと非難する。しかし,たかが「番組」である。「作り話」である。見なければよいだけの話。この番組で授業するわけではあるまい。強制的に見せられるものでもないだろう。マスコミもスポンサーも,なにより文句を言っている人々は「自分の了見の狭さ」に気づかないのだろう。
言論の自由を保証するのは現行憲法の最大の利点。それを勝ち取るための先人の苦労がどれだけあったか。戦後定められたにせよ,結果として日本は,少なくとも三国人の国とは違う評価が世界にある。
NHKは大本営。とにかくこれだけ覚えておこう。