2009年も,霞ヶ浦で「2009バサーオールスタークラシック」が開催された。
結果はこの通り。
さすが霞ヶ浦。初日リミットメイクできた田辺プロが2日目ゼロになってしまうなど,「一般的には」釣れない霞ヶ浦というイメージも定着しているかもしれない。
だが,釣る人は釣っている。優勝した赤羽プロはちゃんとリミットメイクしている。オズマは,晴れて高気圧が出ること・でも風がでて差が出やすいことなどから,「1日あたり4500g,2日間で9000gが優勝ライン」(今江プロのマネね)と読んでいたが,まさにそのラインだった。
だが歴史的には,かつて,琵琶湖戦だった1991・1992年,今江プロが2年連続優勝を成し遂げたとき,1994年ごろに絶好調だった本山プロが優勝したとき,そのどれもがスゴイ戦略だったのを記憶している。
1992年,今江プロ2年連続優勝。
鳥肌がたったものだ。
そしてマッドペッパーマグナムの登場。
オズマもその昔,一度だけ観戦しに行ったことがある。1994年大会だ。
この表紙のときだね。
電車で行きましたよ。
さりげなく自分がギャラリーになって写真に写っており,会社では話題にされたものだ(バカにされた,のが正解)。しかし,同時に,土浦の意外性を発見したのもこのときだった。
どこにオズマが居るか探してみよう。
虫眼鏡がないと無理だけど(笑)。
友人Kとの戦略は,ビッグワームかラバジで釣ることだった。土浦「旧」港で。当時流行のスプリットショットじゃないぞ。それでも1匹づつ釣ったのだ。
そして観戦した。
面白かった。いまのようにネットで速報が流れる時代ではなかったから,一人だけ得をしたようなものだった。
おまけに,オズマは,たしかキャスティング大会で的にピタリとあてて,Tシャツをもらったっけ。当時すでに左ハンドルに転向していたからネ(自慢&嫌味)。自作ラバジで当てたんだよなあ。
それにしても。
「バサーオールスタークラシック」「JB(TA)バスクラシック」「JB(TA)バスオブザイヤー」がバストーナメント3大タイトルで,そのグランドスラム初代達成者が佐々木保信=通称琵琶湖の仙人,だったことをいま知る人は少ないだろう。
「クランクベイトの男引き」,この佐々木仙人のフレーズがオズマには焼きついた。それがいまのスタイルになっている,とも言えるだろう。
でもまあ,今回の大会結果はある意味自信につながるところもある。
それは,ボートが来られない場所ではまだまだ可能性があるということ。強風になればなるほどオカッパリが優位になる(足場が動かない)ことなどさまざまだ。ボートだから釣れる,などという単純な時代ではない,とも言えますね。
まあ,今月末のバサーは買ってみようかな。戦略がどういうものだったか,それを知ると何か役立つかもしれないしね。マネが簡単にできるわけもないけれど。
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