一度来た記憶がある柳橋。この護岸はいつ頃できたのだろう。
連休最終日だが,天候がイマイチなので釣りには行かない。途中で雨が降ってきてリュックが濡れるのが嫌だからだ。
朝9時の時点では,天候次第で「鉄道博物館」に行ってみようかとも思ったが,梅小路公園での混雑ぶり・地下鉄博物館での容赦ない外様ぶりを実感して,まずは再開発が進む渋谷に行ってみた。
10時には渋谷に居たが,さすが土地勘のない自分。新宿・池袋はわかるが渋谷はわからない。かつて渋谷サンスイに通っていたときの場所さえも思い出せない。
山下公園がエキセントリックな建物になっていたが,圧倒されてすぐに山手線に戻ってしまった。
内回り・外回り,どちらか早く来た方に乗るとだけ決めて内回りが来た。品川方面まで行くが,そうだ,浅草橋まで行ってみよう。
そんなわけで,秋葉原で総武線に乗り換えて浅草橋。昼時だったので「かつ屋」で食事をして隅田川まで歩いてみる。
川べりには近いが,テラスに入る場所がわからないで戸惑った。
台東区側はテラスが工事中だったりしていた。クロダイの死骸が浮いていた。
神田川は,奇しくも水源である井の頭公園からほとんど知っている,はずだった。御茶ノ水辺りでも潮の影響はあるから,きっとクロダイもいるんじゃないか。まあ,釣り禁止以前に「あまり釣りはしたくない」雰囲気があるのだけれど...。
隅田川。たしかにきれいになった。でも,釣りするという気分にならない。
隅田川での釣りにかなり人気があるのは知っている。シーバスやハゼ,そしてクロダイ。自宅からも電車1本で行けるので遠くはない。
だが,この殺風景がダメだ。メトロリバーで感じる生命感などない。鶴見川が巨大になってきれいになった,というイメージだ。
両国駅まで戻ると,なにかいろいろあったが歩き疲れていた。いったん秋葉原で下車したが,単純に大きい方を催したのである。
もういいかとなって,結局13時には帰宅していた。
そうえいば,墨田区や台東区には普段あまり接点がない。23区でも,この辺りはクルマで来るには大変渋滞が多いから来なかったし,特段何か自分の興味になるものも少ない,というだけなのだが...。
そうそう,隅田川の護岸工事は昭和46年だということが工事の歴史があって判明した。当時は「親水護岸」なんて考えがないから,殺風景になってしまったのかな。たしか,旧中川はいい雰囲気だった記憶があるのだが。
それでも,いよいよ夏本番前に汗だくにならずに歩けたのはよい結果。まあ,こんな日もあるな