前回の出家と同じことをしていてはいけない。
『オーイ!とんぼ』のお陰で「同じことをやって異なる結果を得ようとするのは愚か」であると感じる日々。
今日の釣行は,まさにこれを思い出しての釣りだった。
6/18は土曜出勤当番であり,6/19は雨予報である。幸い6/16はその振替休暇であり,天気はそこそこ。潮回りはナカシー(中潮)だ。
着いてみるとさすがは平日,釣り人がまったく居ない。まあ,全然釣果に影響しないのだが。それほどまでに「釣り方」が重要なのだと気づいた今日の釣行なのである。
ちょうど9時頃は潮が下げており流れが出ている クロダイもたくさん見えてしまう。そう,見えてしまうのでつい投げてしまうが100%無視どころか逃げていく。
それでも午前中に2バイト。1バイトはアワセ切れという珍しいものだったが悔しい。なにより魚に悪いことをした気分でいっぱいだ。
あっというまに14時を過ぎると潮が満ちてきてちょうど潮止まりの様子。前回釣れなかったのはルアーのせいでなく,おそらくはアクションと狙う場所ではないかと仮定する。
この2つを変えながらキャストしていると,魚が追ってきているのが見えた。細いからシーバスかな
そして観ていると魚が反転した。ラインが思い切り動いた。
フィーッシュ しかし,クロダイではないようだ。適度な重量感と適度なファイト。これはもしかして,超絶お久しぶりの...
ニゴイさんでした。60cm。ガッツリ食ってました。
この1匹で集中力UP。ありがとう,ニゴイさん。
メトロリバーではしばらく釣っていないニゴイ。ニゴイボウズで今年も終わってしまうかもと危惧していたが,なんと自己記録65cmに近い満足なサイズ。ニゴイは,マゴイのように強烈な重量感もないので大好きなんだ。
要は,このドンヨリしたところでどうするか,だ。
このニゴイ1匹からヒントを得た。それは,ルアーアクション。いままで釣ったのは「アクション」ありだったが,ニゴイが釣れたのはズル引き。
やはりワームアクションの基本としてズル引きは無視してはいけないようだ。
そして,手前ばかり狙っていたら巾着に根掛かりばかりして嫌になったので,沖に投げてみることにした。これは,昼休みにやはり沖に投げてドリフトさせていたらアタリが出たことを思い出したのだ。
ニゴイを釣るまでに3バイト。そして,今度も粘ってみるとすぐに「ガツガツ」とチンチンサイズのアタリあり。ワームにがっつり歯型が残っているのでわかるのだ。
今度こそという思いで投げていると「ガツ,グッ」ときた。同時に反射神経アワセ。マスゲン釣りガールのヘナチョコアワセを観てはイライラしているが,自分は反射神経アワセだ。
フッキングした瞬間から竿が絞り込まれるウ 地球感はないが鋭い引き。バスとは違うがこれは間違いなくクロダイだろう。
やったぜ。40cm。今日は釣ったんだ。
ルアーはおなじみクレイジーフラッパー。他のルアーも試してみたがイマイチ釣れる気がしない。まあ,2022年のクロダイ釣りは間違いなくこのルアーのおかげだしね。
40cmということは2匹で1m。
前回はノーアタリの出家で,今回も潮止まりという状況だったが,「いろいろ変えれば」アタリが出ることがわかった。そう,実にこの後2バイトを得て,合計8バイトはあったのだ。それはすべて「前回とは異なる何か」であり,非常によい勉強になった。
帰宅しようと16時まで粘ってみるとまだ釣れそうだったが,まあいい。なんか変な爺さんが若者に「釣りのなんたるか」を語っていたが,僕もあんな風に語ってしまっているかもしれないと反省しながら帰路につく。
ピエー。ミラクル宮さんお馴染みの「レモンのやつ」は飲まないのでこちらで乾杯。
万歩計は10000を超えていたが,それほど疲れていない。とにかくシンカーが足りなくなってきたのでまたもや補充すべく釣具屋に寄っておく。しかし,この店マジで在庫が少なすぎなんですが...。
それにしても,やっと「なんとかなりそうな気がしてきた」クロダイ釣り。果たしていつまで釣れるのかなどまったくわからないが,アタリゼロを3連続ぐらいになるまでは経験値を増やしていこう。
それにしても,新しい効果を期待したワームがイマイチでショック。見た目はいいのだが,何かが自分には合わないのかもね,早計だろうけど。これについては別記事で記す予定である。
さあ,明日からの仕事,また頑張りますか。