フロロマイスターの性能は,当然高級品とは比較にならない。
欠点として一番困るのが「ベイトリールでキャストしているといきなり途中で切れる」である。
想定される原因は,線径の不安定さ。安価であるために太さがバラバラなのだろうか。
なにより,ナイロンのように「伸びない」ので,フルキャストするとルアーの重みで切れるのではないか,とも考えている。
そんなことが続いたが,なにしろ12LBや10LBの在庫がうなるほどあった。当然使いかけであるからもったいない。
そしてクロダイ釣りに使ってみると,もちろんラインチェックは欠かさないが,まったく大丈夫だ。
それもそのはず,比較的高い足元から近距離に投げている。
すると,ほぼ水底から45°より大きな角度で操作できている。つまりは,ラインの根ズレが比較的少ない。メトロリバーでのバス釣りと決定的に違うのは,ドリフトさせていないという点だ。
投げているルアーもせいぜい10g程度。ならば,たしかに理にかなっている。
毎回巻き変えているのも事実。やはりゴロタ石などが多いし,釣れるのはいまのところ40UPばかり。それも抜き上げである。
ラインの負担は大きい。
在庫がついに80mになったので,また320mを一つ買った。
こと,太い号柄だとそれほど気にならないが,どうもベイトフィネスで8LBを使うと危険なことがよく起きているような気がする。やはりドリフト釣法が負担をかけるのだろう。
まあ,正直ルアーよりも安価な製品なので,どんどん巻き変えて新品勝負していこう。
今後も,タモ網なしで50UPまでは抜き上げられる...かな... さすがにタモ網,買うかな...。重くて嫌なんだよね....。