当時も記録していたようで,古い写真が見つかった。
AE101・カローラワゴンBzツーリング。6速MTである。
AT210カリーナ1600GTを購入したのとほぼ変わらない,成城学園の中古車センターに見つけていた。
たしか,本体価格が36.5千円。走行距離は5万キロ程度だったが,価格相応で愛着が沸かなかった。
購入したのも,もうメトロリバーに行き始める直前の2015年12月。2016年1月にはメトロリバーに行き始めているので,クルマの生活が必要なくなっていたのだ。
この前にAE111を購入したとき,希望ナンバーで「1600」にした。このAE101は「101」。通ならわかる,ありがち形式ナンバーだ。ハチロクなら86が多いように。
このクルマはそれでもれっきとしたディーラー中古車で3年保証もついていた。
だが,その前に乗っていたAE111があまりにも新車のようなクルマだったから,塗装から何から全部を比較してしまう。
内装はまだしも,外装ではかなり塗装が剥げていて,ちょっとやそっとの磨きではどうにもならなかった。
結局,購入後1年もしないで売り払った。メトロリバーでの釣りにクルマが要らないから。ああ,自分は釣りのためにクルマが必要だったのだと悟った・割り切ったのだ。
いや,この後に父にエブリイを新車で購入した。マイカーはなくなったが,一応クルマはあるという。あくまで当時の父のために購入したのだが。
そのエブリイに乗ってみると,まさに21世紀仕様。最初は点灯するランプの意味がわからなかったりした。
そしてそのエブリイは,事故対策強化型の2019年モデルが出たときにそのまま乗り換えた。下取りは75万円まで頑張ってもらえたが,軽1BOXの4ナンバーといえどもTOPグレードにフル装備なので,たしか170万円ぐらいの購入額。
おかげで,退院してヨレヨレになった父でも乗れるクルマであり,安心があるのだけれども。
それにしても,このAE101にも騙されたものである。買取専門店に持っていくと「事故車」だという。トヨタでは何もいわなかったのに。
たしかに,バックゲートの隙間にガラスの破片が入っていた。要は,後方から追突を受けてガラスが割れ散った後だというのだ。
いまとなっては真偽を確かめることなどできない。
ただ一つわかるのは,中古車を見抜く眼というのは,相当に養成しなければならないということ。
ホント,購入時は高いなあと思う新車だが,故障なく乗れることがどんなに精神的に楽かを知った。
そんなカロゴンも,そのあとのフィルダーも,そういえば全部なくなって,カローラツーリングだとかいうものになりましたね...。