疲労の極限のため鬼門ポイントに行ってみた。
毎日仕事が終わらないような・終わってこないような,納期は決まっているのに限られた人的資産でしかこなせない日々が続いている。
自身の体力も限界であり,耳鳴りが酷い。それでも週末にリフレッシュしないと週明けの超繁忙期(5月になってからマジでクタクタ)をマジで超せないので,今日は8:30からメトロリバー「鬼門ポイント」で開始である。
そう,GWによい思いをしたGMポイントは足場がわるいので却下。2時間と耐えられないからね...。
着いてみると,工事でもしているのか妙に濁っている チャンス到来だと考えて,深場(4Mライン)は捨ててシャロー(2Mライン)で勝負してみよう。
久々の鬼門ポイントのようで,実は先週5/18にも釣りをしたが見事にスカだった。今日はどうだろうか
こんなときはファットヤマセンコー3インチだった記憶がある。
一時期,溺愛していたファットヤマセンコー。家の在庫はともかく,持ってきているのは数本だが釣りにはなるはずだ。
普段は釣れない「カバー撃ち」をする。すると,開始早々にラインが「スルスルスル」とヒッタクリバイト
巻き取ってアワセル。魚が浮いてきたら,なんとそのままフックオフ。やってもうた。
もしかしたらと,普段は「釣れにくい足元」も攻めてみると,またもやラインがスルスルと動いていく。思い切りためてアワセルと今度はスッポヌケ。
朝から珍しく活性が高いのにこちらの腕がわるい。思い切って,3インチセンコーにチェンジしよう。フックサイズも1/0から2番に下げてみた。
すると,ちょっと移動した先でまたまた「ラインがスルスル」である。今度こそ,とアワセルと今度は乗った フロロ8LBなのでぶっこ抜く。
ジャスト30。素直な釣りで普通に釣れた。出家回避が速い。
9:30の時点で出家回避。今日はもう安心して釣れるはず。
ところが,ここからまたバラシの連続。どうやらバスが小さいようだ。
また1匹バラシて,ちょっと沖目に投げると「ココ」とバイト。ラインスラックを巻き取ってアワセルと,ヤバイ,全然魚の重みがしないぞ バレテしまったのか
正体はこのサイズか。センコー丸呑み状態だったので釣れた。
それでも時計を見るとまだ10時チョイ。もう今日はバカアタリなのかと思って続けると,実際にアタリはあったが,ことごとくバラシマクリ。
センコー3インチ,カットテール4インチでも同じことが起きて,なんと都合4匹もバラシてしまった。
そしてお昼になる。
この辺りから釣り人が増えて来たが,12時まではまだ時合だったようである。お話しさせて頂いた方は2匹釣っていたし(記念撮影もして仲良くなるのが基本),遠目では釣っていた人を見た。
スピニングだから釣れるという話ではない。
午後になると,いや13時以降になるとノーバイトの猛攻。午前中で時合が消えたようである。
しかし,この時期の鬼門ポイントらしく,小バスが復活していたのはよいこと。そう,バスの再生産が行われていることが確実だからだ。
このサナギはチョウだろうか
不思議なサナギを何個か見つけた。
そして,超常連の鯉釣りの方としばし会話。なんでも,河川敷を自転車で走っていたらロードレーサーに追突されたらしい。まあ,御本人いわく「飲酒していた」ので何も言えないし,気がついたら病院のベッドだったというではないか。
肋骨を折って二週間の入院を余儀なくされたらしいが,本当に二週間で退院できたのは奇跡的らしかった。まあ,とっくに現役引退されており,毎日釣りで鍛えているからだろう。
そんな「釣りバカ」な方と話していると,自分もそうなりそうだ。いやさ,死ぬまで釣りをしたいとその方も言っていた。ホント,「釣り人」として同感するばかりであった。
15時までやってみたが追加はないので祝勝会。
祝勝会前にやはりバサーが居たので訊いてみると「この竿にしてからダメなんです」とのことだった。つくづく竿選びは価格でなく「相性」だから,リールのように単純に「性能」で選べない難しさを思い出す。そう,自分はさすがにもう当分悩まないのだ。
そして帰宅すると,大量に買ってあったはずのファットヤマセンコー3インチは一袋しかなかった。追加注文したのはいうまでもない。
トホホバラシがやたらと多かったが,とりあえず2匹釣れただけでもマシ。次回にまたこんなことが起きるとは想定しにくいが,それでも準備は万全にするのが「釣り人」の定めである。