また出家した。
この日もニシネ師匠とは事前に連絡してあり,現地集合。
ニシネ師匠はすっかりメトロリバーに馴染んでいる。印幡新川がホームだったはずなのに,僕と同じく2016年度から通い始めて,いまや誰もが知るニシネ師匠である。
そして12時ごろにニシネ師匠が40UPを釣る。「またやられたか」と正直思ってしまう。リグは明かさないが,ニシネ師匠が一年中投げているといって過言でない「仕掛け」だ。
「グレート・ワンパターン」。そんな言葉を「オーイ!とんぼ」で知っていた。要するに「あれやこれやせず,一つを突き詰める」ということだ。まさにそんな思いである。
時刻はどんどん過ぎて14時ごろになると釣りキチ高校生も現れた。曰く「服装が違うからオズマさんだと気づかなかった」だそうだ。いや,こんな暑い日にダウンジャケットは着ないでしょ。
高校生は「バスが釣れない」といっていたが,見事なマルタウグイを借り物タックルで釣っていた。スレでかかることは多いが,しっかり口にかかっていたので見事な1匹。
そして圧巻は「今日は釣りに来れない...かな」といっていた仙人である。ふと土手を見上げると,仙人とそのご友人が現れたのが14時30分ごろだったか。
新しいリールを買ったので試したいらしい。トイレでクルクル,あっちでクルクル,家族には「クルクルお父さん」とは呼ばれなかったらしいが,間違いなく釣りキチである。
そして仙人が左隣りに入ってしばらくすると「ヨッシャアアアアア」と,かつての今江プロのような,いや僕の十八番のようなパワーフッキング。45UPである。
それにしても,釣れるサイズがいまだ40UPばかり。2019年まで釣れていた「38cmぐらいのそこそこ嬉しいサイズ」はどこへ行ってしまったのだろう。
2連続出家は「僕に釣れる魚が居なくなっている」ことも意味する。
さて,連休最終日は釣れるのだろうか
燃え尽きていない,まだ何かがくすぶっているのは事実なのだけれど。