アーチは片方に偏ったやや変形した形になっている
弧そのものはきれいな円を描いている
通路部は舗装され現役の橋として活躍している
壁石には不揃いな自然石が使われている
アーチの頂部は薄くほとんど輪石だけで持っている
ぎっしりと組まれた輪石
4段になった橋台から輪石や壁石が組まれている
大きさの違う石を上手く使って輪石を組んでいる
「 乃ぢばし 」 と刻まれた親柱
大正五年四月と彫られた親柱
所在地 / 大分県宇佐市院内町野地 : 温見川
架橋 / 大正4年5月
石工 / 不明
長さ / 10.5m 幅 / 2.6m
拱矢 / 2.8m 径間 / 9.5m
環厚 / 50㎝
単一アーチ
野地橋は、国道387号線から中鍋地区に入って行く町道の橋で、
温見川を挟んで対岸の野地地区に行くために架けられたものである。
橋は別名 「 雨流橋 ( うりゅうばし ) 」 とも呼ばれている。
左右の橋台の高さが違うが、きれいなアーチが特徴の橋である。
野地橋へのアクセス
野地橋へは、国道387号線を玖珠方面に分寺橋から1.2キロほど行くと
左に中鍋地区に入る町道がある。そこを下りた所に架かっている橋が野地橋である。
駐車は、橋の横に広い空き地があるのでその場所に駐車できる。