





比丘尼谷(びくにたに)橋は、
阿蘇入口部の交通混雑の緩和と交通安全の確保を目的とした
国道57号立野拡幅事業に伴い、
県道瀬田竜田線上の阿蘇口大橋に隣接する形で建設された橋梁である。
既設の阿蘇口大橋は国道57号の2車線部分に充てられ、
比丘尼谷橋は付け替えた県道瀬田竜田線の橋梁として利用されている。
架橋場所が白川の比丘尼谷峡谷に位置していることから、
地形や建設コスト、施工性の検討により、
主橋梁部の構造形式はバスケットハンドル型のニールセンローゼ桁橋が採用され、
ケーブルクレーン斜吊工法により架設された。