






上流側に頭首工なる物がある。
ほとんど同じ造りだがこちらは純粋な石造構造物で
さらに重厚な造りである。
下流部には倒れ止めのような突っ張り桁石が設けられている。
やはり5門。この直ぐ前が取水口になっていて、
白川に堰を設け水門を造り流れ込む仕組みになっている。
頭首工 ( とうしゅこう ) とは、
河川などから農業用水を用水路へ引き入れるための施設の総称。
用水路の頭首に設置される工作物であることからこの名称が用いられる。
通常,取水ぜきと取入口から構成されている。
灌漑地区へ送水するのに必要な水量と
水位を取入口で安定して確保できるよう取水ぜきを設ける。
その位置としては,河川のみお筋が安定していて
取入口を設ける岸の近くを流れ,
洪水による河床の洗掘や土砂堆積を生じない地点が選ばれる。
またせき上げ取水による上下流への影響が少ないことも要件となる。