「 木枯らし紋次郎 」 の舞台は天保年間。
上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれた紋次郎は、
生まれてすぐに間引きされそうになる所を姉おみつの機転に助けられた。
「 間引かれ損ない 」 として薄幸な子供時代を過ごした紋次郎は、
10歳の時に家を捨てて渡世人となる。
武士とは違う、短いヤッパと、
紋次郎役の中村敦夫が劇中で長楊枝を口に咥え、
決め台詞の 「 あっしには関わりのないことでござんす 」 が
凄くカッコ良く映って、その生き方に憧れた。
さらに上條恒彦が唄う主題歌の 「 だれかが風の中で 」 がマッチして、
演出をより一そう盛り上げた。