機首下面のターレットには、M134 7.62mm ミニガンと
毎分400発の射撃が可能なM129グレネードランチャーの搭載が可能である。
なお、AH-1Sアップガン型以降の機体ではユニバーサルターレットに換装され、
発射速度毎分680-750発(切り替え可能)の
20mm M197三砲身ガトリング砲を搭載する様になった。
胴体中央部のスタブウイングには4ヶ所のパイロンがあり、
ミニガンポッド・ロケット弾ポッド・BGM-71 TOW対戦車ミサイルなどの兵装を、
最大で700kgまで装備することが可能である。
AH-1Sはその後も段階的に改修が加えられており、いくつかのバリエーションがある。
AH-1Qから改修した機体と初めからAH-1Sとして生産された初期生産型、
初期生産型をより能力向上させた型、
さらに、これに近代化改修を施した型で、
AH-1S改修型(MOD)=AH-1S、AH-1S量産型(PROD)=AH-1P、
AH-1Sアップガン型(ECAS)=AH-1E、AH-1S近代改修型(MC)=AH-1Fと分類される。