上流側から見た石橋
輪石の内側はぎっしりと目が詰まっている
下流側からのアーチ内部の光景
右岸の橋脚部分
左岸の橋脚部分
沢の下は深い淵になっている
所在地 / 大分県大山町西大山
架橋 / 昭和14年 ( 1925年 )
石工 / 不明
橋長 / 15.0m 橋幅 / 5.2m
径間 / 9.0m 拱矢 / 2.8m
環厚 / 50cm 単一アーチ
大山町唯一の石橋の上野橋は、大山町の鎌手地区に架かる橋で、
国道212号線から前津江村赤石に通じる県道698号線に入って
約500mほど進んだ場所に架かっている。
橋は谷を流れる沢の木立の中にあり、
下に降りていかなければ石橋だとは気づき難い。
左岸の橋脚は自然石の上に築かれ、
そこから立ち上げられた輪石はきれいに揃えられたやや小ぶりの石で組まれ、
隙間がないほど目が詰まっている。