下流側からの全景
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「 たなかはし 」 と書かれた親柱だが、通称 「 たんなかばし 」 と呼ばれている
橋の通路部
上流側からの全景
田中橋 ( 化巖矼 けごんこう ・ 車橋 )
所在地 / 熊本県鹿北町多久 田中(たんなか) : 岩野川
架橋 / 安政5年 ( 1858年 )
石工 / 藤左衛門 ほか
橋長 / 16.7m 橋幅 / 4.13m
径間 / 12.7m 拱矢 / 5.05m
環厚 / 55cm 輪石:37列
田 中 橋 「 この橋は、多久・椎持村の年貢を収めるのに大切な土橋でしたが、
洪水によりたびたび流され往来に困っておりました。
そこで、安政5年(1858)細川藩の許しをえてお金を出し合い
農民の奉仕活動でやっと出来上がった鹿北町で一番古い眼鏡橋であります。
記念碑に 「 藤からむ巖と化せよ車橋」とあります。 」 案内板より
この地はその昔、多久村と椎持村の産物を運ぶ要路であったが、
増水するごとに困難を強いられ、 ” 堅牢な橋を ” と願う地元の人たちの強い要望で架けられた橋である。
惣庄屋 ・ 遠山弥二兵衛や庄屋 ・ 栄右衛門らの尽力によって完成したもので、今も健在で、歩いて渡れる。