蚕ノ社で稲荷に、醍醐寺でトレッキングに目覚めたメタボの私は、両方の欲を満たしてくれそうな伏見稲荷大社この日曜日に行くことにした。
小回りの利くスクーターで行くつもりにしていたが、いざ出発の時間になると雲行きが怪しい・・・天気予報によると間違いなく帰るまでに降りそうである!雨の中を京都からスクーターで帰るのはあまりにも厳しすぎる・・・ということで、やむなく、車で出発する。
地図を見ると伏見稲荷大社の前は南北に通る細い一方通行の道である。社の駐車場があるが、参拝客の多い日は停めるのに苦労しそうである。ともかく行ってみないと状況がわからない。
高速を降りて地図を見ながら一般道を進む・・・この辺りはさほど混んでいないようだった。一方通行の道に入ると警備員が立っていて指示に従い進むと、この日はさほど混んでいなかったようで、ほどなく停めることが出来た。
駐車場は表参道の一番目の鳥居の中にある。既に神域に入っているということだ!
が、駐車場にいる限り、そんな雰囲気は全く無い!人も多いし、楼門以外の目立つ建物はコンクリート製だからと思う。
↑伏見稲荷大社楼門
桧皮葺の立派な楼門の前にある狐の像が、ここがお稲荷さんであることを象徴している。
伏見稲荷大社は応仁の乱の時に大きな被害を受けたため、それ以降の建築しか残っていない。本殿と非公開の御茶屋が重文に指定されているだけである。いわゆる御宝も無さそうである。
ともかく、楼門手前の手水舎で清めて中に入る。
楼門をくぐるとすぐに外拝殿があるが、ここで拝んでいる人はほとんどいない・・・私も大勢と同じく外拝殿を無視するように回り込んだ。その時に目に入った神楽殿が美しいので写真を撮ろうとしたが、なぜかそこだけ写真不可だった・・・いつものようにケチ!と心の中でグチる!・・・が、お稲荷さんに祟られては身が持たないので、拝殿に駆け寄り、無礼を謝ることにした。
しかも、わびることに精一杯で、願い事をするのを忘れてしまった(><)
↑拝殿
拝殿は本殿に引っ付くようにして建っている。中にも入れるみたいだが、御祈祷を受けるわけでもないので止めておいた。
↑本殿
ちょっと派手目の本殿は室町時代の建築で、なかなか豪快な造りです。
本殿の後は、いよいよあの有名な千本鳥居である。
その前にちょっと気になる石像があった。
一応、灯籠となっている。
輪の部分に明かりを灯すのか?・・・それにしては、かなり高いところにあり、いかにも使いにくそうだ・・・
しばらく見ていると、若いカップルがやって来て、小石を投げて輪に通そうとしていた。小石がうまく通れば願いが叶うとでもいうのだろう・・・灯籠よりもそっちの方が使い方として正しいような気がして妙に納得してしまった。
しかし、狐はお稲荷さんの眷属だそうである。はずれればそのきつね様に石を投げつけていることになるのではないか?・・・
千本鳥居はさすがに圧巻だった!
昼間なのに暗い位である。千本鳥居と呼ばれているのは本殿裏から奥社奉拝所までの鳥居のことらしい。山全体では一万本!ほどあるそうだ!
千本鳥居を少し歩けば、奥社奉拝所に辿り着く・・・山に登らない人はここから拝むことになる。ここにはおもかる石がある。
願い事をしながら石灯籠の頭の石を持ち上げ、感じる重さで願い事の叶え易さを占うのである。
ボケてる私は、「軽く感じるように!」と”願い”持ち上げてしまった!何をやってんだか・・・そんな願いさえ重たく感じました(^^;)
ここから先は頂上を目指してひたすら歩きます。
↓三の峯
↓二の峯
↓一の峯
途中で、どう見ても八十後半はいってそうな老夫婦にすれ違いました。拍手です!
登るにつれて人が少なくなってくるのを感じますが、くじけてはいけません!一の峯までがんばりましょう!といっても、一の峯でもたかが233メートルしかないそうです。
さて、一の峯までいった人はここから来た道を戻るか、御膳谷奉拝所などを廻って降りるかがほとんどです。
鳥居道に飽きてきた私は、一の峯を越えたところにあった道を下ってみることに決めました。小さな山なので迷ったところでたかが知れているはずです・・・
少し歩くとかなり急なくだり道になりました。上から見下ろすと下のほうに社が見えるので、この道も参道として使われていると思いました。
小さな社に行ってみると滝があるみたいです。
滝といっても見てみると、まるで健康ランドの打たせ湯でした・・・
この道にはこのような滝?がいくつもあります。神社の形態をしていますが、不動明王像が普通に置かれており、滝行も行われているみたいです。中には弘法の滝なんていうのもあります。
道が平坦になるにつれて、竹林が見えてきました。
これは稲荷山での一番の発見かもしれません!いろんな場所で竹林を見ましたが、ここのを見ると今までのはただの竹やぶでしたww
竹と竹の間隔といい、敷き詰めたような笹の落ち葉といい、これぞ日本の風景です!自然と人の営みとの調和が完璧にとれています。伏見稲荷大社には多くの観光客が訪れますが、この竹林に足を運んで、その美しさに感動できる人はすくないかも知れません!
でも、ここの竹林は日本一!です。少なくとも(ちょっと弱気^^;)嵯峨野は超えています・・・
竹林を過ぎ、道を進むと伏見神寶神社に着きました。
↓伏見神寶神社
ここから奥社奉拝所はすぐでした。
↓地図
う~ん!この地図では今日歩いたコースはわかりません!
社務所の前にあったこの石は一体なんだろう?・・・さざれ石?かとも思うが、よくあるものとちょっと石質が違うような・・・
ここに来たらお稲荷さんの謎が少しでも解けるかと思ったのですが、やはりそんな甘いものではありませんでした。風土記や古事記なんかを基に考えても答えなんか見つかるわけが無いとわかっているのにねぇ・・・
小回りの利くスクーターで行くつもりにしていたが、いざ出発の時間になると雲行きが怪しい・・・天気予報によると間違いなく帰るまでに降りそうである!雨の中を京都からスクーターで帰るのはあまりにも厳しすぎる・・・ということで、やむなく、車で出発する。
地図を見ると伏見稲荷大社の前は南北に通る細い一方通行の道である。社の駐車場があるが、参拝客の多い日は停めるのに苦労しそうである。ともかく行ってみないと状況がわからない。
高速を降りて地図を見ながら一般道を進む・・・この辺りはさほど混んでいないようだった。一方通行の道に入ると警備員が立っていて指示に従い進むと、この日はさほど混んでいなかったようで、ほどなく停めることが出来た。
駐車場は表参道の一番目の鳥居の中にある。既に神域に入っているということだ!
が、駐車場にいる限り、そんな雰囲気は全く無い!人も多いし、楼門以外の目立つ建物はコンクリート製だからと思う。
↑伏見稲荷大社楼門
桧皮葺の立派な楼門の前にある狐の像が、ここがお稲荷さんであることを象徴している。
伏見稲荷大社は応仁の乱の時に大きな被害を受けたため、それ以降の建築しか残っていない。本殿と非公開の御茶屋が重文に指定されているだけである。いわゆる御宝も無さそうである。
ともかく、楼門手前の手水舎で清めて中に入る。
楼門をくぐるとすぐに外拝殿があるが、ここで拝んでいる人はほとんどいない・・・私も大勢と同じく外拝殿を無視するように回り込んだ。その時に目に入った神楽殿が美しいので写真を撮ろうとしたが、なぜかそこだけ写真不可だった・・・いつものようにケチ!と心の中でグチる!・・・が、お稲荷さんに祟られては身が持たないので、拝殿に駆け寄り、無礼を謝ることにした。
しかも、わびることに精一杯で、願い事をするのを忘れてしまった(><)
↑拝殿
拝殿は本殿に引っ付くようにして建っている。中にも入れるみたいだが、御祈祷を受けるわけでもないので止めておいた。
↑本殿
ちょっと派手目の本殿は室町時代の建築で、なかなか豪快な造りです。
本殿の後は、いよいよあの有名な千本鳥居である。
その前にちょっと気になる石像があった。
一応、灯籠となっている。
輪の部分に明かりを灯すのか?・・・それにしては、かなり高いところにあり、いかにも使いにくそうだ・・・
しばらく見ていると、若いカップルがやって来て、小石を投げて輪に通そうとしていた。小石がうまく通れば願いが叶うとでもいうのだろう・・・灯籠よりもそっちの方が使い方として正しいような気がして妙に納得してしまった。
しかし、狐はお稲荷さんの眷属だそうである。はずれればそのきつね様に石を投げつけていることになるのではないか?・・・
千本鳥居はさすがに圧巻だった!
昼間なのに暗い位である。千本鳥居と呼ばれているのは本殿裏から奥社奉拝所までの鳥居のことらしい。山全体では一万本!ほどあるそうだ!
千本鳥居を少し歩けば、奥社奉拝所に辿り着く・・・山に登らない人はここから拝むことになる。ここにはおもかる石がある。
願い事をしながら石灯籠の頭の石を持ち上げ、感じる重さで願い事の叶え易さを占うのである。
ボケてる私は、「軽く感じるように!」と”願い”持ち上げてしまった!何をやってんだか・・・そんな願いさえ重たく感じました(^^;)
ここから先は頂上を目指してひたすら歩きます。
↓三の峯
↓二の峯
↓一の峯
途中で、どう見ても八十後半はいってそうな老夫婦にすれ違いました。拍手です!
登るにつれて人が少なくなってくるのを感じますが、くじけてはいけません!一の峯までがんばりましょう!といっても、一の峯でもたかが233メートルしかないそうです。
さて、一の峯までいった人はここから来た道を戻るか、御膳谷奉拝所などを廻って降りるかがほとんどです。
鳥居道に飽きてきた私は、一の峯を越えたところにあった道を下ってみることに決めました。小さな山なので迷ったところでたかが知れているはずです・・・
少し歩くとかなり急なくだり道になりました。上から見下ろすと下のほうに社が見えるので、この道も参道として使われていると思いました。
小さな社に行ってみると滝があるみたいです。
滝といっても見てみると、まるで健康ランドの打たせ湯でした・・・
この道にはこのような滝?がいくつもあります。神社の形態をしていますが、不動明王像が普通に置かれており、滝行も行われているみたいです。中には弘法の滝なんていうのもあります。
道が平坦になるにつれて、竹林が見えてきました。
これは稲荷山での一番の発見かもしれません!いろんな場所で竹林を見ましたが、ここのを見ると今までのはただの竹やぶでしたww
竹と竹の間隔といい、敷き詰めたような笹の落ち葉といい、これぞ日本の風景です!自然と人の営みとの調和が完璧にとれています。伏見稲荷大社には多くの観光客が訪れますが、この竹林に足を運んで、その美しさに感動できる人はすくないかも知れません!
でも、ここの竹林は日本一!です。少なくとも(ちょっと弱気^^;)嵯峨野は超えています・・・
竹林を過ぎ、道を進むと伏見神寶神社に着きました。
↓伏見神寶神社
ここから奥社奉拝所はすぐでした。
↓地図
う~ん!この地図では今日歩いたコースはわかりません!
社務所の前にあったこの石は一体なんだろう?・・・さざれ石?かとも思うが、よくあるものとちょっと石質が違うような・・・
ここに来たらお稲荷さんの謎が少しでも解けるかと思ったのですが、やはりそんな甘いものではありませんでした。風土記や古事記なんかを基に考えても答えなんか見つかるわけが無いとわかっているのにねぇ・・・
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