先日の「BRASS定演」のはしごをした日、開場時間まで、小一時間待ち時間があったもので、市民会館近くの前にも行って過去ログでもご紹介したことがある「西本ビル」に立ち寄りました。
(2007年4月撮影)
(今回頂いたポストカード)
今回は「器展」をされていましてたが、何時も見るような焼物とはちょっと違って繊細な感じの白い器が展示されてましたが、ちょっと実用的ではなく・・・少しの時間目の保養をさせていただいて、次のBRASSの開場「県文」へと向かいました。
開演時間を勘違いしてたので、まだ時間があって「会館」内をうろうろしてましたら、その日が最終日、後30分の「蘇州刺繍展」の看板が目に入り・・覗いてみることに・・
この「蔣 雪英さん」は中国刺繍の分野でただ一人の「全国工藝美術大使(日本で言う人間国宝)」だそうで、作品を紹介することが出来ないのが残念ですが、pekoは「この部分は写真でしょうか?」と隣の方に聞いたほどでして、写真?油絵??と思ってしまうような作品ばかりで、見る作品ごと、緻密な技術に見学者から「凄い~~」と言う声が出ていました。
お弟子さん達が実演されてるところで「雪英さん」に絹の刺繍糸について、片言の日本語で説明を受けたのですが、その時刺繍されてた絹糸は、髪の毛ほどの絹糸を更に48分の1本(超細かったです)にしたものでして、みんなで此処でも感嘆の声を上げてしまってました~
もっとも高度な技術を必要とする、表と裏がまったく異なる図柄で刺繍された両面刺繍(これはほんとに驚きました~)他30数種の技法を駆使できる方だそうです。
撮影禁止の上、パンフもなくなってて、頂けなかったものですからパンフのUPも出来なくて残念です。
刺繍というのが解らないですが、私も見た作品(法然院等)が写ってる写真がサイトに載ってましたのでリンクしておきます。
興味をお持ちの方は此方から・・・http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1290271.article.html
まさにカルチャーショックの刺繍展でした~~
「BRASS」もはしご、「展」もはしごで、この日は午後から夜まで充実した日となりました~