今日は朝から日中は汗ばむ陽気となりました。
さて、前回の続き今回は「国立博物館」編です。「京都国立博物館」で、現在開催されている特別展覧会「細川家の至宝(珠玉の永青文庫コレクション)」の招待券に当選して、思わぬ目の保養をしてきました。
、入場制限されて待っているとき撮った博物館です。そして、帰り際に「ロダン 考える人」を撮りました。
曇空で少し雨がぱらついていて・・うまく撮れてなくて・・。表情が解りにくくてすみません。
でもこんなに近くでのぞき込んで撮れたのも貴重な経験でした。
さて、「細川家の至宝展」ですが、「信長」をはじめ「ガラシャ」や「利休」ゆかりの品々や、「細川護立」の収集した名品の中から厳選された至宝が一堂に会されていて、見る毎に「へ~~~っ」と口にしてしまうものばかりで・・
私が印象に残ったのは「大河ドラマ」関連になってしまいますが、「家康」が丹波の大名(だったと思います)に出した「関ヶ原の合戦後、石田三成を捉えたので、見に来ませんか?」という直筆の書状と、「細川ガラシャ」に秀吉が与えた「藍色の(色あせてましたが)着物」です。
パンフレットより「重文 十一面観音立像」、「利休尻ふくら」、「錦御旗」、「鳥毛陣羽織」「露払」、「国宝 柏木菟螺鈿鞍」「黒糸威二枚胴具足(細川忠興所用)」等(ごく一部です)
能用の狩衣類はそうでもないのですが、当時の着物や、甲冑、胴具足等を見る限り男性も細くて小さい方が多かったようで・・友人と二人「こんなの入らないよね~~」って口々に・・・・買ってきたファイルの絵は「宮本武蔵筆」の左は「鵜図」右は「達磨図」、背景下部が「芦雁図屏風(部分)」です。
買ってきたポストカード 細川藤孝(幽斎)像 鮮やかな着物は「厚板唐織」というものだそうです。上のポストカードの左下の4つの「鍔」ですが、私は左上の鍔が気になってじっくり見ていたのですが「重文 桜に破扇図」とあって、破扇、字のごとく破れた扇が描かれていてちょっと「何故に?」とおもってしまいました。
当代随一の目利きといわれた、護立が蒐集した名品の数々を見せていただいて、いい目の保養になりました。