Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

テントの中から月見も出来る

2011-05-13 | アウトドーア・環境
福島一号機をテントで包み込むようだ。当初からそのアイデアは出されていたが、結局はお手上げ状態が証明されたことに他ならない。つまり、いづれは水が溜まるところがなくなって、大気に接したところにちょうど津波の後の泥のように核燃料のいくつもの塊が出来てしまうのではないだろうか。

テント内の放射線量が高まるだけでなく、いづれは発熱から吹っ飛ぶことは分かっている。水で冷やせない、お手上げだからのテント処理で、建前は環境汚染を避けるためとなっているが要するに時間稼ぎでしかない。

最終的にはスコップなどで、コンクリートの建屋の床に焼きついている放射線燃料のアマルガウをこぞって退け去るような作業が必要になるのだろう。高圧の水で海まで流してしまうようなことは不可能に違いない。

石棺との相違は水冷効果を期待しながら閉じていくことで、尚且つ汚染水を排水していくということなのだろう。そこにフランスの技術で汚染水の浄化技術が組み合わされるのだろう。しかし、工程を考えれば、水が枯れてくるころには、温度も急上昇して空気中への放射線物質も急増していくので、うまい具合にテントの中に空気と水を閉じ込めていくことなど出来るのだろうか?

政府や嘘吐き東電の態度をみていると、その核汚染以上に小汚らしい。総評と民主党の関係、スポンサーや広告会社とマスメディアの関係など、飛び散る核燃料以上に曲者であるのが実感できる。
コメント
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