久しぶりに石切り場で登った、十数時間の雨の合間を縫っての速攻であった。出来るだけ乾いている場所を選んで登った。どうしても傾斜の強い風当たりの良い場所が、苔蒸していなくてよい。その分それなりの困難な場所となる。
最初に正面の左側のカンテへと抜けるルートで、六級プラスの割にはレッドポイントで抜けるひとを殆ど見ない。開拓者の本人も気合を入れなければ登れないのを知っている。
ザイル捌きなどの関係でレッドポイントには遠かったが、それへの可能性が見えた。更に途中の小さなハングの下にハーケンが増えていて、真っ直ぐに登るの初めてだったので、面白かった。明らかにその通りに登ると困難度は技術的に上昇した。
小雨が感じられたが、その次に垂壁の今までリードしたことのない壁に向かった。昨年トップロープで一度登ったことがあるのだが、未だにルート図には出ていない比較的新しいルートである。若いパーティーが六級上だと判断していたのでリードで再登すると、やはり難しかった。手掛かりが十分に定まらず、肝心なところに足掛かりが無い。七級マイナスに感じるが、もう少し写真でも眺めて研究してみなければいけない。
最後に六級マイナスを登ったが、これは流石に汗を掻かずに完璧に登れた。勿論フリースを羽織っても汗を掻くような気温ではなく、山は雪だということで摂氏15度に至らない強風の曇天であった。しかし難しい取り付から全く息が上がらなかったのは技術的な成果だろうか。
束の間のと言っても三本で三時間みっちり登ったのだが、奇岩地帯ばっかりで練習していると、ハーケンの間隔が短いので室内で登っているのと同じように登れるので、時々調整のためにも石切り場も良いものだ。
参照:
ヤッケを着て出かけた 2013-04-21 | 生活
復活祭明けのある午前中 2013-04-05 | 生活
最初に正面の左側のカンテへと抜けるルートで、六級プラスの割にはレッドポイントで抜けるひとを殆ど見ない。開拓者の本人も気合を入れなければ登れないのを知っている。
ザイル捌きなどの関係でレッドポイントには遠かったが、それへの可能性が見えた。更に途中の小さなハングの下にハーケンが増えていて、真っ直ぐに登るの初めてだったので、面白かった。明らかにその通りに登ると困難度は技術的に上昇した。
小雨が感じられたが、その次に垂壁の今までリードしたことのない壁に向かった。昨年トップロープで一度登ったことがあるのだが、未だにルート図には出ていない比較的新しいルートである。若いパーティーが六級上だと判断していたのでリードで再登すると、やはり難しかった。手掛かりが十分に定まらず、肝心なところに足掛かりが無い。七級マイナスに感じるが、もう少し写真でも眺めて研究してみなければいけない。
最後に六級マイナスを登ったが、これは流石に汗を掻かずに完璧に登れた。勿論フリースを羽織っても汗を掻くような気温ではなく、山は雪だということで摂氏15度に至らない強風の曇天であった。しかし難しい取り付から全く息が上がらなかったのは技術的な成果だろうか。
束の間のと言っても三本で三時間みっちり登ったのだが、奇岩地帯ばっかりで練習していると、ハーケンの間隔が短いので室内で登っているのと同じように登れるので、時々調整のためにも石切り場も良いものだ。
参照:
ヤッケを着て出かけた 2013-04-21 | 生活
復活祭明けのある午前中 2013-04-05 | 生活