夏が急速に近づいてきた。いよいよ屋根裏部屋の冬眠生活から明けなければいけない。そうなると仕事で使っているワークステーションの調子が気になってくる。画像処理などの関係でメモリー不足を感じているので、増設を検討してみた。70ユーロほど投資すれば可能なようだが、最大の問題はワークステーション自体の電力消費量だと気がついた。460Wは点けっぱ無しにしておく消費量ではないことに気がついた。
解決策としてノートブックを併用することしかなさそうである。カメラのデータ転送もノートブックを使うわけであるからそれで良いと思われるが、その場合はノートブックを動かす頻度が増えるに違いない。耐用年数を下げるかもしれないが所詮ノートブックであるから、まあそれでよいのだろう。
注文していた安全ベルトが届いた。ペッツル社製のサマ2013年モデルである。Lサイズを注文したのだが太ももの太さが心配であった。装着してみると、予想通りかなりフィットしている。「太ももを鍛えて二三センチ太くなるともう駄目だ」と誰かが書いていたが、実際に取説に手の先を押し込むぐらいがよいような図がある。ゴムが入っているので伸びるので、恐らくずり落ちないぐらいが丁度のサイズというコンセプトだろう。
胴回りは、紐の余りが丁度無くなるぐらいのところで締めるので、太ると使えなくなるということかもしれないが、これまた図にあるように腰骨に落とした形では絞めてはいけないで、胴を絞るようにしろとあるので、一番安全な締め方であるはずだ。夏になれば更に身体が締まってきて薄着になるので丁度なのだろうか?もう一つ大きなXLとなると絞り込むことになるので、今まで使っていた2010年モデルものと同じように腰から抜けないか心配になる。そしてなによりも体格からして最も大きなサイズを使う根拠が見つからないのである。更に太ももがずり落ち気味になると全く情勢は変わるに違いない。このLが適合サイズと先ずはしておこう。
早速ぶら下がってみると、形状が変化したその影響は僅かしか感じないが、とてもバランスが良くて、送り返したエーデルリット社製のものとは全く次元が異なる。素直に座れる形になり、頭が後ろに引かれることがないのである。これはあらゆる想定を考えても最高の設計思想であって、墜落後の最も厳しい状況で頭を上げて座っていれることの素晴らしさは、生死を分ける。それはオヴァーハングの下での作業も全く同じであり、なんらのブランコやハンモック無しに三十分ぐらいは我慢できるものが望ましい。
そのような抜群の性能を維持しながらも、Lサイズの計量が378Gにしかならないのが素晴らしい。今使っているものが420Gを超えているのでその差は甚だしい。但し製造はフランス製ではなくてシンガポール製である。それでも送り返したヴェトナム製のエーデルリットとは比較できないほどの仕上がりの良さである。やはりシンガポールはヴェトナムと違って工業国だというのがこれでも分かる。
合わせるサイズに拠るが、胴が一本締めなので、あまり締められないと用具吊りの位置が左へと下がっていき、左右対称ではなくなる。そこが一番の欠点だろうが、左右非対称というのは右利きの者にとって決して悪いようには思われない。実際に使ってみなければ分からないが、少なくとも用具の重さが現在使っているものよりも邪魔にならないような気がしている。これも新しい形状とそのサイズの合わせ方に拠るに違いない。
あまり気に入らなかった色合いは、新品のうちは思っていたよりも悪くはない。なによりも今回54ユーロで購入できたのは価値があり、2012年モデルの古い型落ちのものと殆ど変わらない価格である。こうして比較してみると、フランス製とシンガポール製の差はあるかもしれないが、古いモデルを購入しておく価値はあまりなさそうだ。同時に軽量化やその素材選びが厳選されていくと価格も抑えられるかもしれないが、消耗も激しくなることは明らかで、現在のように熱心にクライミングをしていると三年はもたないに違いない。
参照:
ポピュリズムのサボータージュ 2014-03-02 | 歴史・時事
ハイエンドではない大根 2014-03-01 | 雑感
カメムシ型の無線マウス 2013-06-20 | テクニック
解決策としてノートブックを併用することしかなさそうである。カメラのデータ転送もノートブックを使うわけであるからそれで良いと思われるが、その場合はノートブックを動かす頻度が増えるに違いない。耐用年数を下げるかもしれないが所詮ノートブックであるから、まあそれでよいのだろう。
注文していた安全ベルトが届いた。ペッツル社製のサマ2013年モデルである。Lサイズを注文したのだが太ももの太さが心配であった。装着してみると、予想通りかなりフィットしている。「太ももを鍛えて二三センチ太くなるともう駄目だ」と誰かが書いていたが、実際に取説に手の先を押し込むぐらいがよいような図がある。ゴムが入っているので伸びるので、恐らくずり落ちないぐらいが丁度のサイズというコンセプトだろう。
胴回りは、紐の余りが丁度無くなるぐらいのところで締めるので、太ると使えなくなるということかもしれないが、これまた図にあるように腰骨に落とした形では絞めてはいけないで、胴を絞るようにしろとあるので、一番安全な締め方であるはずだ。夏になれば更に身体が締まってきて薄着になるので丁度なのだろうか?もう一つ大きなXLとなると絞り込むことになるので、今まで使っていた2010年モデルものと同じように腰から抜けないか心配になる。そしてなによりも体格からして最も大きなサイズを使う根拠が見つからないのである。更に太ももがずり落ち気味になると全く情勢は変わるに違いない。このLが適合サイズと先ずはしておこう。
早速ぶら下がってみると、形状が変化したその影響は僅かしか感じないが、とてもバランスが良くて、送り返したエーデルリット社製のものとは全く次元が異なる。素直に座れる形になり、頭が後ろに引かれることがないのである。これはあらゆる想定を考えても最高の設計思想であって、墜落後の最も厳しい状況で頭を上げて座っていれることの素晴らしさは、生死を分ける。それはオヴァーハングの下での作業も全く同じであり、なんらのブランコやハンモック無しに三十分ぐらいは我慢できるものが望ましい。
そのような抜群の性能を維持しながらも、Lサイズの計量が378Gにしかならないのが素晴らしい。今使っているものが420Gを超えているのでその差は甚だしい。但し製造はフランス製ではなくてシンガポール製である。それでも送り返したヴェトナム製のエーデルリットとは比較できないほどの仕上がりの良さである。やはりシンガポールはヴェトナムと違って工業国だというのがこれでも分かる。
合わせるサイズに拠るが、胴が一本締めなので、あまり締められないと用具吊りの位置が左へと下がっていき、左右対称ではなくなる。そこが一番の欠点だろうが、左右非対称というのは右利きの者にとって決して悪いようには思われない。実際に使ってみなければ分からないが、少なくとも用具の重さが現在使っているものよりも邪魔にならないような気がしている。これも新しい形状とそのサイズの合わせ方に拠るに違いない。
あまり気に入らなかった色合いは、新品のうちは思っていたよりも悪くはない。なによりも今回54ユーロで購入できたのは価値があり、2012年モデルの古い型落ちのものと殆ど変わらない価格である。こうして比較してみると、フランス製とシンガポール製の差はあるかもしれないが、古いモデルを購入しておく価値はあまりなさそうだ。同時に軽量化やその素材選びが厳選されていくと価格も抑えられるかもしれないが、消耗も激しくなることは明らかで、現在のように熱心にクライミングをしていると三年はもたないに違いない。
参照:
ポピュリズムのサボータージュ 2014-03-02 | 歴史・時事
ハイエンドではない大根 2014-03-01 | 雑感
カメムシ型の無線マウス 2013-06-20 | テクニック