Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

円満で本物らしいバッハ像

2014-03-10 | 文化一般
火曜、水曜、木曜、金曜日とクライミングとボールダリングだったので走る時間が無かった。日曜日に続いて、頂上まで駈けた。陽射しがあるので思い切ってショーツだけになったが、上はTシャツでは寒いので、フリースを着て始めた。

頂上部の入り口まで4382歩、29分は予想通りのタイムであった。出だしから顔が上がりしっかりと上部の進路が良く見えていたので、ある程度のスピードが出ていると感じた。頂上部ではあまりスピードは出なかったので5900歩、36分で、それ程良くはなかった。しかし、急坂の走りとその流れは可成り良い感じで、下りにも背中が伸びて、まるでカモシカのような走りになってきている。結局降りて来て9700歩、63分であった。

反感は結構あったが、クライミングでの青天井感が走りでの積極性に繋がっているのを感じるが、なによりも気温が上がってきて、身軽に走れるようになって、大分気持ちが良くなってきた。今日は窓を開けて日差しを浴びて室内で仕事が出来そうだ。

現在ベルリンのドームで展示されているヨハン・セバスチャン・バッハの水彩画が話題になっている。1928年から知られていた肖像画で、ヴァイオリン協奏曲ト調BWV1021の自筆譜などと所持していたアイゼナッハ貯蓄銀行員マンフレット・ゴルケの先祖でバッハの弟子が所持していたもので、バッハの最初の伝記を纏めたヨハン・ニコラウス・フォルケルによって触れられている。その後、持ち主は変わったが、昨年の12月にアイゼナッハのバッハハウスのイエルグ・ハンセンが入手したものである。また息子のカール・フィリップ。エマニュエルが最も父らしいものとして評価している肖像画である。しかし、我々が知っている厳しい顔のパパバッハとは異なっていて、目元が優しく、まさに大家族を支えた円満なバッハ像なのである。五月からは地元のアイゼナッハのバッハハウスで公開されることになる。



参照:
Wer ist dieser heitere Herr in der rosa Weste?, Jan Brachmann, FAZ vom 7.3.2014
フランクフルトのバロックの夕べ 2014-02-18 | 文化一般
狂っているか?、大芸術 2013-12-14 | 音
何事も初制覇の心意気 2014-03-03 | 生活
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