車を走らせると警告が出た。ラムプが切れているということだ。接触不良で度々起こるので、左の車幅灯を蹴ってみたが点かない ― いつかそのような姿を見られて「恨みでもあるのか」と言われたことがあった。仕方ないのでガレージに入れてから球を外そうとするが固くて外れない。二週間もすればインスペクションが決まっているので、我慢しようと思って付け直すと、今度は点灯した。出来るだけ自分で直すところは直しておかないと、特に今回は積もり積もって金額が跳ね上がる。もう一つ切れているフォグラムプは、下に寝転んで調べてみても、開け方が分からなかった。これは苦労して自分でやっても汚れ仕事になるので、エンジンオイル、ブレーキパッドやタイヤなどを交換するときに序にやらせよう。
恒例のCD落穂拾いである。週末に試みたのだが叶わなかった。理由は先方のソフトが不都合で割引が使えなかったからで、お詫びのメールが入った。それでも一度お手つきした特売品はレギュラー価格になってしまっていた。SWRフライブルク・バーデンバーデンの録音で、ハンス・ツェンダ―指揮の自作とその他の二種類なので、あまり売れる商品ではないのだ。そのシリーズのミヒャエル・ギーレン指揮のシェーンベルクが良かったので、スクリャビンなどの曲集を発注した。シリーズからもう一枚はその次の常任指揮者カンブルラン指揮のベルリオーズ歌曲集で、これは寧ろ解散したシュトッツガルトのヴォーカルアンサムブルの歌唱に興味があった。双方とも七割引きである。
最も目を付けていたのはヒリヤード・アンサムブルのルネッサンス集なのだが、そのうち二枚はヴァージン盤の廉価版として所持している。しかしその他の四枚を合わせて六枚12ユーロなので、四枚組と考えてもまだ価値がある。最近はこのアンサムブルの色々なボックスが出ているようだが、個別に目ぼしいところは購入しているのでどうしても重なり勝ちとなる。
これだけでは最低割引有効額30ユーロに至らないので、面白そうなものを新たに探す。端合わせにはテオーベとバロックチェロのプラッティーという作曲家のバイエルン放送局録音のオーム盤が評判が良く3ユーロしないので付け加えた。
そこで見つけたのがカスパー・キッテルという早世のザクセン公の楽師さんでシュッツのお弟子さんの曲集である。ルネ・ヤコブスがバーゼルで纏めて録音したもので、音楽資料として価値がありそうだ。触りを聞くとなによりもイタリアバロックの影響が明白ながらもドイツ語でカンタータとして作曲しており、勿論バッハなどの新教のそれとは全く異なる歴史を歩んでいる。36歳で亡くなっているので、僅かな作品しか残されていないようだが、可成りの才能が窺われる。
これでやっと30ユーロになった。そこから割引6ユーロを引くと、24ユーロでCD10枚ということになる。二枚重なっていてもまだ充分に安い。冬籠りの季節になると、PCオーディオが容易に使えなくなる。HDモニターが充分に使えないのは構わないのだが、冬籠りではどうしても篭る時間にオペラや映画なども観たくなる。すると前者はどうしてもPCオーディオの音質が欲しくなる。使えるノートブックが一つしかないので可能性は限られる。
参照:
マニキュア落としの効果 2016-07-07 | 雑感
dffファイルを再生する 2016-08-14 | テクニック
賞味期間の表示を廃止? 2016-04-02 | 生活
恒例のCD落穂拾いである。週末に試みたのだが叶わなかった。理由は先方のソフトが不都合で割引が使えなかったからで、お詫びのメールが入った。それでも一度お手つきした特売品はレギュラー価格になってしまっていた。SWRフライブルク・バーデンバーデンの録音で、ハンス・ツェンダ―指揮の自作とその他の二種類なので、あまり売れる商品ではないのだ。そのシリーズのミヒャエル・ギーレン指揮のシェーンベルクが良かったので、スクリャビンなどの曲集を発注した。シリーズからもう一枚はその次の常任指揮者カンブルラン指揮のベルリオーズ歌曲集で、これは寧ろ解散したシュトッツガルトのヴォーカルアンサムブルの歌唱に興味があった。双方とも七割引きである。
最も目を付けていたのはヒリヤード・アンサムブルのルネッサンス集なのだが、そのうち二枚はヴァージン盤の廉価版として所持している。しかしその他の四枚を合わせて六枚12ユーロなので、四枚組と考えてもまだ価値がある。最近はこのアンサムブルの色々なボックスが出ているようだが、個別に目ぼしいところは購入しているのでどうしても重なり勝ちとなる。
これだけでは最低割引有効額30ユーロに至らないので、面白そうなものを新たに探す。端合わせにはテオーベとバロックチェロのプラッティーという作曲家のバイエルン放送局録音のオーム盤が評判が良く3ユーロしないので付け加えた。
そこで見つけたのがカスパー・キッテルという早世のザクセン公の楽師さんでシュッツのお弟子さんの曲集である。ルネ・ヤコブスがバーゼルで纏めて録音したもので、音楽資料として価値がありそうだ。触りを聞くとなによりもイタリアバロックの影響が明白ながらもドイツ語でカンタータとして作曲しており、勿論バッハなどの新教のそれとは全く異なる歴史を歩んでいる。36歳で亡くなっているので、僅かな作品しか残されていないようだが、可成りの才能が窺われる。
これでやっと30ユーロになった。そこから割引6ユーロを引くと、24ユーロでCD10枚ということになる。二枚重なっていてもまだ充分に安い。冬籠りの季節になると、PCオーディオが容易に使えなくなる。HDモニターが充分に使えないのは構わないのだが、冬籠りではどうしても篭る時間にオペラや映画なども観たくなる。すると前者はどうしてもPCオーディオの音質が欲しくなる。使えるノートブックが一つしかないので可能性は限られる。
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