十月の演奏会の開催が怪しくなってきた。既に開催地ブレゲンツ、フェルドキルヒは其々新感染者指数が52、60とドイツにおける要警戒数値50を超えてしまった。それが継続して下がらないとロックダウンとなる。それどころかその間の泊まるドルンビルンは何と118である。残念至極だ。両地域ともに特に指揮者ペトレンコの第二の故郷では細心の注意を払ってホールを運営している。それがこのような数字になってしまっている。
オーストリアの西端のボーデン湖に繋がるフォアアールベルク地方は相対的に国境のドイツ側との差はなかった。しかしここまで高くなると国境線でも注意しなければいけない。現時点では反対側リンダウは14.7と落ち着いている。
先週までは50を超えるところはなかった。しかし東端の首都ヴィーンを閉鎖しない内にここまで感染が広がってしまった。インスブルックも悪かったが、第二期においては徹底的にクラスターを叩いて行かなければいけないのだ。その為のPCRテストであって、オーストリアは延べ百三十万件の検査を実行していて、数からは国民の二割へと近づいている。因みに同規模の大阪府は今でも一日に2000件も検査していないので百日経過でも二十万件にしか至らない。
依ってクラスター潰しを徹底的に出来る筈なのだが、ヴィーンは新感染者指数が154と桁が違う。政府自体は危険信号を黄色からオレンジへとしようとしたようだが反対が多くて制限強化へとは至っていない。ポピュリスト首相がショックドクトリンを宣言するのも警戒されている。やはり34歳の若い首相クルツは政権を掌握していないのだろう。
100を超えたところは二週間の時限付きで弱いロックダウン掛けるしか数値を抑える方法が無い筈だ。既に隣国のベルリン政府にはクルツ首相はロックダウンをしても床屋とかは開けたままにするとしていたが、学校が大きな問題になるだろう。今回の感染の六割以上は家庭内感染になっていて、当然感染者の高齢化が進むと死亡率も上がって来る。その辺りが当然の決断を余儀なくされるところだが、感染から二週間で陽性者数となり、更に死亡者が増えるには二週間かかる。死亡者数を抑えるためには六週間ほど前の政治的決断が要求される。
コンサート迄、丁度今五週間ほどだ。要するに緊急的な処置がそれまでの間に下される可能性があって、安心できなくなってきた。一方クルツ首相が第二のロックダウンに言及して二週間ほど経つので警告効果は殆ど表れていない。
殆どオーストリアと変わらないスイス連邦はヴィーンを旅行危険地域にフランスの9の地方と共に指定した。ここは早めに強い対処処置を取って欲しい。
最後の残暑だ。ここ数日摂氏30度近くになる。だから床屋の予約をとった。残暑最終日辺りには気持ちよく過ごしたい。そして山道を走っていて気が付いた。足元が急に悪くなった。走り乍観察していて分かった。道が痩せてきている。なにかというと乾いて凸凹が目立ち、石が表面に尖ってでてきている。秋の特徴かもそれないが、今年激しい。理由は乾燥だ。ワインは今のところ期待出来るが、来週以降どうなるか?
参照:
最後の交響楽演奏会 2020-08-25 | 文化一般
無いよりはまだ益し 2020-09-10 | マスメディア批評
オーストリアの西端のボーデン湖に繋がるフォアアールベルク地方は相対的に国境のドイツ側との差はなかった。しかしここまで高くなると国境線でも注意しなければいけない。現時点では反対側リンダウは14.7と落ち着いている。
先週までは50を超えるところはなかった。しかし東端の首都ヴィーンを閉鎖しない内にここまで感染が広がってしまった。インスブルックも悪かったが、第二期においては徹底的にクラスターを叩いて行かなければいけないのだ。その為のPCRテストであって、オーストリアは延べ百三十万件の検査を実行していて、数からは国民の二割へと近づいている。因みに同規模の大阪府は今でも一日に2000件も検査していないので百日経過でも二十万件にしか至らない。
依ってクラスター潰しを徹底的に出来る筈なのだが、ヴィーンは新感染者指数が154と桁が違う。政府自体は危険信号を黄色からオレンジへとしようとしたようだが反対が多くて制限強化へとは至っていない。ポピュリスト首相がショックドクトリンを宣言するのも警戒されている。やはり34歳の若い首相クルツは政権を掌握していないのだろう。
100を超えたところは二週間の時限付きで弱いロックダウン掛けるしか数値を抑える方法が無い筈だ。既に隣国のベルリン政府にはクルツ首相はロックダウンをしても床屋とかは開けたままにするとしていたが、学校が大きな問題になるだろう。今回の感染の六割以上は家庭内感染になっていて、当然感染者の高齢化が進むと死亡率も上がって来る。その辺りが当然の決断を余儀なくされるところだが、感染から二週間で陽性者数となり、更に死亡者が増えるには二週間かかる。死亡者数を抑えるためには六週間ほど前の政治的決断が要求される。
コンサート迄、丁度今五週間ほどだ。要するに緊急的な処置がそれまでの間に下される可能性があって、安心できなくなってきた。一方クルツ首相が第二のロックダウンに言及して二週間ほど経つので警告効果は殆ど表れていない。
殆どオーストリアと変わらないスイス連邦はヴィーンを旅行危険地域にフランスの9の地方と共に指定した。ここは早めに強い対処処置を取って欲しい。
最後の残暑だ。ここ数日摂氏30度近くになる。だから床屋の予約をとった。残暑最終日辺りには気持ちよく過ごしたい。そして山道を走っていて気が付いた。足元が急に悪くなった。走り乍観察していて分かった。道が痩せてきている。なにかというと乾いて凸凹が目立ち、石が表面に尖ってでてきている。秋の特徴かもそれないが、今年激しい。理由は乾燥だ。ワインは今のところ期待出来るが、来週以降どうなるか?
参照:
最後の交響楽演奏会 2020-08-25 | 文化一般
無いよりはまだ益し 2020-09-10 | マスメディア批評