Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

「生活」などある訳がない

2011-05-14 | 生活
昨晩は十日ぶりに石切り場で仕事をした。さすがに登りだしは先週末の60KMの疲れがあったのか体が硬かったが、しばらくして力が湧き出した。セクションのファミリーグループと青少年グループが主体となっていたが、いつもの医者を誘って出かけた。金曜日は今シーズンは初めてで、なんと一月も遅れを取った。混み方は水曜日とは比較にならないぐらいで子供や犬などが走り回り、お母さんたちの話し声がやかましいのでなかなか集中を保つのが難しい。看護婦さんもリーダーであるが、本人には申し訳ないが医者が出番になることも今後ありそうだ。

そして本日ワインの試飲会でまた疲れた。月曜日には取って置きの一本が入手できるように話をつけておいた。忘れずに取りに行かなければいけない。ソヴィニオンブランの一樽目を購入し損ねたのは失敗だった。二樽目はあまり魅力がなくなっていた。モスバッハーで予約してあるのでそれで十分であるのだが、こちらは本格醸造なので飲み頃などはこれはこれで難しい。先日の冷えの影響は平野部の霜として特にブルグンダー種に影響が出たようで、リースリングでもフロインドシュトュックなどはやられたらしい。アヴィニョンに二月ほどいた者と、キーゼルベルクをフランスに持ち込んだと、先日の旅行の話になった。

菅首相がG8にて、原発によるエネルギー政策を継続すると表明するとある。これを受けて国民運動がどのように盛り上がるかは、エネルギー政策の成果に係わらず、日本の今後の民主性を左右する最大の分岐点であるように思われる。このような事態になって、それを許すような国民には世界的になんらの意味はなくなるであろう。政府のこの指針には途轍もなく驚いた。やはり、民主党という政治結社は連合とともにどうしようもない政党に違いない。被曝をさせておいてそこに一番にする「生活」などある訳がない。笑わせてはいけない。



参照:
5月13日 原発「安全神話」溶融 小出裕章 (小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ)
「3.11後の原子力・エネルギー政策の方向性」について(後編) (壺中山紫庵)
椅子 (散歩絵)
下卑た振る舞いの日本人 2011-05-05 | 雑感
高まらない緑の運動の背景 2011-04-28 | マスメディア批評
なぜ二大政党制が駄目なのか 2009-10-12 | マスメディア批評
重要な歴史的証言となる事件 2011-05-01 | 雑感
敗者に裁かれる特攻隊崩れ 2011-04-15 | マスメディア批評
備えあれば憂いなしとは 2011-04-05 | 歴史・時事
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テントの中から月見も出来る

2011-05-13 | アウトドーア・環境
福島一号機をテントで包み込むようだ。当初からそのアイデアは出されていたが、結局はお手上げ状態が証明されたことに他ならない。つまり、いづれは水が溜まるところがなくなって、大気に接したところにちょうど津波の後の泥のように核燃料のいくつもの塊が出来てしまうのではないだろうか。

テント内の放射線量が高まるだけでなく、いづれは発熱から吹っ飛ぶことは分かっている。水で冷やせない、お手上げだからのテント処理で、建前は環境汚染を避けるためとなっているが要するに時間稼ぎでしかない。

最終的にはスコップなどで、コンクリートの建屋の床に焼きついている放射線燃料のアマルガウをこぞって退け去るような作業が必要になるのだろう。高圧の水で海まで流してしまうようなことは不可能に違いない。

石棺との相違は水冷効果を期待しながら閉じていくことで、尚且つ汚染水を排水していくということなのだろう。そこにフランスの技術で汚染水の浄化技術が組み合わされるのだろう。しかし、工程を考えれば、水が枯れてくるころには、温度も急上昇して空気中への放射線物質も急増していくので、うまい具合にテントの中に空気と水を閉じ込めていくことなど出来るのだろうか?

政府や嘘吐き東電の態度をみていると、その核汚染以上に小汚らしい。総評と民主党の関係、スポンサーや広告会社とマスメディアの関係など、飛び散る核燃料以上に曲者であるのが実感できる。
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水棺で安らぐことのない苦しみ

2011-05-12 | 雑感
第一報を聞いて最悪の事態、つまり水の決壊と空焚きによって手がつけられなくなるような事態になりつつあると感じた。要するに門外漢ながら個人的な見解としては、水が溜まらなくなることが最大の危機で、言われているようなチャイナシンドロームは今回は海への水質汚染と水蒸気になどによる環境汚染として起こると承知している。

一号機の格納容器の底に核物質が集積して完全に抜けて水が溜まらなくなれば、もはや幾ら歴史を刻んでも放射能は拡散するだけで収束はしない。永遠に福島は呪われて、太平洋沿岸の漁業などは全滅する。天皇陛下が福島産の食料品を皇居に持ち帰り皇太子などに分け与えるというが捨てたほうがよい。

拡散の仕方は様々であるが、ゆっくりとした永遠の拡散を繰り返していくような按配である。早めに五号機や六号機の燃料を持ち出して隔離する必要があるのではないか?福島の原子力発電所の構内に燃料棒が解けた高い放射性物質がばら撒かれるような状態になればもはや地上からは作業は不可能になるの意ではないだろうか?

一号機の圧力容器は最初から水位が上がらなかったのは水蒸気による圧力と大まかに感じていたが、最初の数時間で底に穴が開いてしまっていたとするならば、もはやその時点ですべては決まっていたのだろう。今から思えば、なぜそのときに水蒸気爆発でなく水素爆発が起こったと断定されたのか、不思議に思った所以である。

その傍証として東電が水棺と呼ばれる冠水に拘ったのかはその辺りに端を発する危惧があったからだろう。そうした状態をわかっていたからこそ、最後の手段を試みたのだろう。この場合の最後とは、冷却することではなしに、最終的に燃料を取り除く作業ができるかどうかの手段である。これで、その収束の可能性がほとんどなくなったことを東電が承認したことになる。

もし、この時点で燃料が十分に冷えていて、格納容器の底が抜けていないという仮定で、ありえる手段は、底から破損した核燃料ごと水をどこかに抜き取ってしまうことぐらいしかないのだろうか。クラッシュアイスを流したらどうだというような意見が記者会見でなされていたが、燃料の塊をそのまま流し込むことのほうが難しそうである。もちろん、即死しない範囲で作業員がスコップでその塊を流し落とすような作業が必要になる。チェルノブイリの清掃隊の様にである。

安全デマではないが、放射線などはまったく安全なのである。即死などはなかなか起こらない。癌で即死する人がいないようにである。即死しないからこそ恐ろしいのであるが。
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心を揺さぶる貴く強い振る舞い

2011-05-11 | 雑感
かなり心を揺さぶらされた。天皇陛下ご夫妻の五十キロ圏へのお見舞いの旅はまたもや世界の人々に深く語りかけるに違いない。

宮内庁や首相府の意向などとは異なるものを陛下のお姿に見出さずにはいれないであろう。そこに強く感じられるのは、今回の一連の破局的災害に際する陛下の人格であり、憂いである。

日本政府は「中韓日の首脳会談を福島で」と呼びかけたようだが、まさにこれは破廉恥な政治シューでしかない。陛下の貴い行いと比べるまでもないが、如何に政治家というものがその程度のものであって、それ以上でもないということである。大統領制を考える場合の重要な視座となるだろう。

空気中の放射線量は低下しているとは言っても、降る雨の中で、雨傘を除けて、黙祷するような振る舞いが紛れもなく示すものは下卑た政治には不釣合いなヒューマニティーであり、そこに皇帝であり教皇である天皇の本質を見る思いだ。これをしても如何に明治以降の国家神道の道が歪だったかがよく分る。

明仁天皇に関しては、戦犯でありまた戦後の行幸で歴史的人物として存在感があった父君裕仁天皇の陰に隠れて柔な印象が強かったが、今回の一連の振る舞いから、全くそれが的外れな評価であったことが示された。

手袋をして、恣意行為する住民と渡り合う政治家などとはその品位だけでなく人格としてのその強さが違う。

昨今脚光を浴びて引っ張りだことなっている京大の小出助教がいいことを言っている。避難地域のペットの捕獲に関して、「飼い主にとっては人間に対するのと同じなので、たとえペットの内部被曝から若干の放射能があるとしても、それを飼い主は受け入れるのを理解できる。生きるとはそうしたものだ」と。

まさにこうしたヒューマニズムと、安全デマゴーグを流して偽善を演じる卑しいやつらとの決定的な差異をしっかり見抜かなければいけないのである。なにが彼らを分かつかをである。クリーンエネルギーとか新たなライフスタイルとかの議論は、こうした人格としての立ち位置の基礎に根ざした社会があるからこそなのである。



参照:
高まらない緑の運動の背景 2011-04-28 | マスメディア批評
天皇陛下!万歳!万万歳! 2011-04-06 | 雑感
健康・環境被害とは風評なのか? 2011-03-19 | アウトドーア・環境
咽喉元を突く鋭い短刀 2008-08-24 | マスメディア批評
軽蔑される浅ましい輩 2008-08-13 | マスメディア批評
非人間的な近代と優しい新環境 2011-02-26 | アウトドーア・環境
日本人よ、恥じを知れ! 2011-03-25 | マスメディア批評
脱東京、脱原発、脱近代 2011-03-16 | アウトドーア・環境
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急上昇の温度に伴う危うさ

2011-05-10 | 雑感
三号機の炉の温度が再び摂氏200度を超えようだ。あれだけ水を注入していても大変な熱量である。核エネルギーは如何に効率的かが良く知れる現象である。

復旧作業は続いている。NOKIAの電話管理のPCスイートをダウンロードしてインストールしても上手く電話内の情報を読み込めなかった。仕方がないのでCDROMを探して少し古いヴァージョンのソフトをインストールしたら上手く行った。

未だに復旧していないのは日本語対応のEメーラーである。日本語を扱うのはいまや難しくはないのだが、それでも字化けのような可能性は完全には除外できないので出来る限り、ネットメールや特別なメーラーを使用することにしている。そのような訳でどうしてもその復旧作業が後回しになるのだ。

初期化して再インストールした割には、記録を総て再生したので、総情報量は増えた傾向にある。それでもデフラグなどの効果は高く、今までどうしても移動できなかったデーターなどが綺麗に収まったようで、流石に動きは早くなった。

ノートブックの箱の傷みが激しく瞬間接着剤などでの修復に努めたが、まともに使えるように修理するのはもはや困難な様子である。出来る限り早い時期に新しいものに乗り換える必要がある。それまでにウインドーズ7を節約するために、リノックスの使い勝手を確認したいと思うのだが、その時間がまだ取れそうにない。

足裏の地面に当たるところが少し膨らんでいた。まめが出来るほどにはなっていなかったが、もう少し早めに絆創膏を張っておくべきだった。週末に起因する全身疲労は、夜起きていられなくなると感じられるのだが、一部背骨上部や腰の張りなどを除くと比較的良好である。煮豚を久しぶりに取りに行ってそれを食した。乾いた南仏での肌荒れやその他が食後数時間で効果が現れて、回復していくのには改めて驚かされる。この様子なら明日は岩登りが問題なく出来るだろうが、「夏日」ゆえの雷などが予想されていて天候が危うい。
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ハードの問題、ソフトの問題

2011-05-09 | 雑感
金曜日から土曜日にかけて五時間も寝れなかった。その日に受け取ったPCI対応のグラフィックカードの設置に追われていたからだ。

差し込んでも立ち上げても、ウインドーズが開かれているようでも画面が消えてしまうのだ。これには焦った。カードの焼けから故障、さらにAGPの故障は想定していた状況だが、昔95のグラフィックカードで何とか開かれたウインドーズが現れないのである。

そこで試したXPの復旧セットアップも出来ない。DOS上で調べるとWINDOWS自体が壊れて消去されていて、そのXPのインストールすら出来ない。こうなれば再びフォーマション初期化しかないのである。ここまできて再びの初期化は想定外であった。

なんとか初期化が出来て、XPのセットアップが出来たところで、新しいグラフィックカードでウインドーズが開かれる可能性が高まった。要するにハードウェアーに予想以上の損傷はないようであとはソフトで対応できることが期待できるようになった。

そしてXPが開かれたのであった。長い長い苦闘の日々に一段落ついた。二種類のカードのぬヴィディアとラデオンの二種類を試したが、結局後者ではどうも相性が悪いようで画像が乱れやすく、前者を64BITのソケットに差し込んで終了とした。

PCI対応のカードの性能は現在のアナログ対応モニターでの通常の使用ではなんら問題はない。モニターをデジタル入力対応にグレードアップすれば大分良くなるのだろう。近いうちに買い換えなければいけないだろう。

さて、上のインストール時の問題は、ウィンドーズXPが何度もセットアップなどをしているうちに大破損していたことがわかったが、95当時のグラフィックカードではDOS上で開いていたのだった。その差異がはじめてわかった。

AGPは、グラフィックカードのファンの故障で焼け付いて、そのマザーボード部も故障させてしまったようだ。水冷であれ空冷であれ冷却が出来なくなると壊れるのは何でも同じである。一昨日午後に気温が上がったので急に歩く能力が下がったのは人間でも同じである。

昨日は、LINUXへの乗り換え作業の第一歩を踏み出した。まだその評価は出来ないが、少なくとも先ずは切り替えながら使うには非常に使いやすい様子である。

一月経ってようやく正常化へと漕ぎ着け、さらに一部のハード面における将来性への制約は増えたものの使いこなしのソフト面では可能性も膨らんできた。福島の十分の一、百分の一で正常化となった。死の恐れを感じながらの永遠のときなどにどのような希望を見出せばよいのだろうか?
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冷却装置のように機能しない

2011-05-08 | アウトドーア・環境
兎に角完走した。60KMは十代の時にも成し得なかったことなどで大変な成果であるが、課題も残った。特に摂氏26度を超えた午後の日差しで急に能力が落ちた。距離に関係なくどこでも起きる予想していた現象なのだが、他の者があまり感じない条件などでスピードに合わせるのがかなり厳しかった。参加者十二人ほどは足のつりがあった一人を除いて完走したが、四十代の女性でもマラソンを四時間十分で走るような者ばかりで強かった。

丁度福島の冷却機構と同じで、その時点となると水をいくら補給しても巧く機能しないのである。空冷などは価値があるが、昼下がりのそうした時間は風も吹かず厳しかった。やはり朝から十分に補給しておくべきだったのか、それとも後で補給したマグネシウムなどのようなサプリメントの補給で解消できるか。

途中で注水した分も含めて、運んだ水分の総量は2.5L程度であるが、途中で少なくとも1.5Lほどを補給している。少し足りないかとも思われるがどうだろう。反対に筋肉のつりなどの症状の心配はほとんどなかったのだが、腹具合はやはり良くなかった。衣服や腹部の圧迫などこの点に関しても永遠の課題である。

食事は昼食も含めて十分に摂ったのだが、丁度腹具合が悪くなるのにつれて食欲も失せて行き、十分に栄養補給が出来たともいえない。そうした疲労状態になると筋肉の運動能力が落ちたとも言える。この点に関しては当日の五時間睡眠の寝不足と、月曜日と水曜日のクライミングの疲れ、木曜日の八キロ走の疲れなどが重なっており、十分に筋肉の張りが取れていなかったことにも起因するのかもしれない。

いづれにしても、この一週間の運動量は十分なもので、一時間5KM超えのペースで十一時間三十分走破したので、七万五千五百歩で3900Kカロリーを消費したことになる。昨日はレバークネーデルとアップルジュース、帰ってきてからヴァイツェンビーア一リットル、ジェラート四個、桃缶詰三切れ以外には行動食しかとっていない。本日は何もしないでも二千カロリーほどを補給したいところだ。

昨年からのトレーニングのお陰で心肺系はかなり良くなった。高度障害ではまだまだであるが、方法は間違っていなかった。しかし、雨傘を差すだけの日差し対策では不十分で、何よりもグリコーゲン不足のようなものを感じたので、今後はこの点を留意してトレーニングしなければいけない。

先ずは日ごろから走ることで誤魔化すのではなく競歩的に平地を含む登りの標準の歩速度を上げることと、時折いつものコースで二十キロ走り通すようなトレーニングを入れて行くべきだろう。マラソンではないが四十キロ、五十キロぐらいからの登りの壁は厳しい。

流石に本日は休養日である。散歩する元気もない。脚が痛む。
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下卑た振る舞いの日本人

2011-05-05 | 雑感
相変わらず「福島状態」である。ノートブックのDOSまでが壊れた。再フォーメーションである。LANのドライヴァーさえ入っていない富士通ジーメンスのCD-ROMは時代を感じさせる。友人に送ってもらったメールを古いWIN95のPCで何とかドライヴァーを確保できた。それでも外付けのドライヴがなければ袋小路となるところだった。

とにかくワークステーションのグラフィックカードが手に入らないことには致し方ない。お手上げである。ほとんど福島状態である。

枝野のイチゴを頬張る写真や東電社長が「土下座」などという見出しを見ると、明治維新から百年以上経っていても、ほとんどの日本人は江戸時代由来の下卑た振る舞いが骨の芯まで沁みてしまっているとしか思えない。そのような人間にはまともな人間性などは期待できない。

福島の親御さんたちは子供の被爆にとても嘆いていると報じられている。行政が経済的な裏づけをしてくれればと嘆いているのである。多くは一刻も早く福島から離れた安全な場所へ子供を疎開させたいと考えている。なぜ、子供手当てなどを一切そこへと集める連帯が示せないのだろう。連合の後押しを受けた政府与党の下らない、うす汚い小沢の垢のついたような公約に縛られた与党民主党や労働組合などは人でなしの典型である ― 本来は「政府自民党」がとり続けた核政策であるが、それを支え続けた日本社会党からも受け継がれた労働組合と東電などへの強い支援が民主党政府の賠償金政策にも表れるだろう。逸早く二大政党制などを打破してしまわなければ将来はないだろう。

ビンラーデン氏が生け捕りに去れずに処刑されたというのは当然であろう。暗殺しかなかった訳で、生かして裁判にかけるなどは論外である。それだからこその軍事行動であって、軍人などはその歴史的な古さからしてもその行いの卑しさからしても娼婦となんら変わらない。

福島の初動で決死隊を出せなかった自衛隊はその卑しさと腰抜けだけで今後ともまともな軍隊とはなれないことを決定付けた。

今晩ははじめてみるほどの黒っぽいような水蒸気が盛んにフィリップスブルクの発電所から上がっている。その水蒸気の放射線濃度は自然のそれに近いようなものだろうが、こちらに近づいて雨を降らすようなことになればやはり帽子は被りたいのである。



参照:
Edano isst demonstrativ Erdbeeren, Petra Kolonko, Fukushima, FAZ vom 5.5.2011
批判精神無しに何を語っても 2010-06-04 | BLOG研究
小馬鹿にした弁明の悲惨さ 2009-12-26 | マスメディア批評
なぜ二大政党制が駄目なのか 2009-10-12 | マスメディア批評
終わり無き近代主義 2005-09-03 | マスメディア批評
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越えてはいけない収束への道

2011-05-03 | 雑感
まるで福島のようだ。可能性があると思ってAGP対応のグラフィックカードを注文、取り付けたのだが、全く駄目であった。反応しないのには驚いたが、カードだけでなくてAGP自体が機能しない可能性が高くなった。それならばと思ってPCIにウインドーズ95当時のカードを差し込んでみたら、何とかXPは開けた。しかし所詮その能力は限られているので直に動かなくなる。

そこで、力のありそうなPCI対応のグラフィックカードを二種類注文した。少なくとも一つは開くだろうが、実際にやってみないと収束への作業計画は定まらない。

それにしても計器も部品も何もないので、実際の故障原因は追究出来ないで、情況から推測するしか無いと言うのが全く福島原発の対応と同じである。人に迷惑を掛けていないだけ異なるだけで、いい加減に収束に向かわないとやはり不利益を被る。

まだまだ希望はあるのは福島とは全く違うのだが、現実が明らかになるにしたがって、可能性が狭められていく所は良く似ている。冷却が出来なかったばかりに、マザーボードの可能性を狭める事故に陥ったようで、これも取り返しがつかない現実なのである。

そうした現実の中で、最悪の結果である使用不能の事態を避けるために少々の投資は仕方がない。注文した二種類のグラフィックカードが使えないようなことがあると、システム自体の使用の可能性が制限されてしまう。なんとしても良い結果を期待したいのである。触れば触るだけ不慮の事故がありえるので、福島原発のようにその一線を越えてはいけないのである。
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何もかも水に流す文化的特性

2011-05-02 | マスメディア批評
福島原発統合記者会見中継のネット配信を流していた。長丁場であるがここに来て大放送局や新聞社の質問が急先鋒になってきたのを感じた。理由は様々にあるのだろうが、世界的に報道された官房参与の辞任劇が切っ掛けになり、NHKをはじめとする報道機関は、ここでなにもしなければその使命が終わることを、小佐古敏荘教授の所感に重ね合わせたのであろう。卑しくもジャーナリズムを志した者ならば当然の感化であるが、編集担当者を納得させるだけの記事となるかどうかはなんとも心許ない。

学童への影響やその基準などに関しては、また脱原発やライフスタイルに関しては、学術的な権威やオピニオンリーダーが求められているわけではなく ― そうした世界の最先端の知識人などは日本には居ない、市民と同時に考えつつその道筋を示していくことがジャーナリズムの任務であることは改めて言うまでもなかろう。

それにしても決定権のある審議や会談などで対話録が取られないことなど、日本では一般の社会生活でも存在するのだろうか? ― パーティー外交宜しく、秘書ならず芸者・コムパニオン帯同の料亭・ゴルフ会談などが常習化しているからか?

そのことが注目される矢先、上の統合会見で以前から気になっていた記者と会見者の間の談合で起きていると思っていた「ぶら下がり取材」が実は東電や会見者の都合で、公に質問に答えるではなく個人的に回答するという姿勢になっていると知ってこれまた大変驚愕した。まさに政治行政と同じ思考が記者会見にも活きていて、流石にこの矛盾に記者も気付いたようだ。

大臣のぶら下がり取材とか称するものはてっきり記者側が権力者に媚びて、権力者が記者を利用する構造と映っていたのだが、必ずしもそれだけではない隠蔽体質の一つを象徴しているようで大変興味深い ― こうした社会の一面がソニーの隠蔽体質そのものと会見に現れているようで、福島の東電と同じようにソニーが世界の批判の矛先となっている。日本の社会では公でない私というものが公に微妙に関わっている、丁度中共の高官が賄賂で巨額の富を築くような構造がそこに活きているのだろう。

冒頭の疑問に戻れば、日本政府が脱原発を逸早く表明して、その日程を示すことが様々な国民各層の疑心暗鬼を解消する最も有効な手段である。再生可能エネルギーへの転換を謳っても原発の操業停止の日程を示さない限り、産業技術的にも進展はない。ドイツ連邦共和国も、今回のメルケル首相の判断よりもなによりもシュレーダー首班当時の緑の党の殆ど無謀に見えた強い操業停止へのデッドラインがあったからこそ、脱原発への現実的な可能性を広げた。現在、日本が幾ら開発などの技術面に力を入れてももはや文化・技術先進国ドイツの優位は変わらないであろう。

都会にクーラーの室外機が並ぶような光景は洗濯物をベランダに干す風景よりも ― 百年前のニューヨークのようにそして天日干し法案のボストンの新しい傾向のように ― 遥かに貧しい。東北の貧しい漁村の悲惨な様子が世界に伝えられて記憶に新しいが、実際は日本の都会の生活の方が遥かに貧しいのである。二股電球ソケットが貧しいと思うか、明るいと思うかに少し似ているのかもしれない。



参照:
Ustream channel [1] (岩上安身オフィシャルサイト)
備えあれば憂いなしとは 2011-04-05 | 歴史・時事
なぜ今頃の感の疑心暗鬼 2011-04-13 | 雑感
真夏のポストモダンの夢 2005-06-25 | 暦
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重要な歴史的証言となる事件

2011-05-01 | 雑感
今日は三十五年ほど前に山崎製パンの工場施設に日本滞在した者と奇岩地方に出かけた。災害の話になったのは当然であるが、丁度原発が盛んに建設された時期に重なる。彼の意見は、「ドイツのヒステリアスな反応」の言及に続いて、チェコやフランスで事故が起こったときはやはり問題が大きいいのではないかというものであった。

もう一人はBASFの労働者であるが、彼の意見は誰かが世界で脱原発を始めることが重要で ― これはドイツの何でも一番でなければ気がすまない心理にも通じている ―、室温の調整やライフスタイルにも踏み込んでいくべきだとするものである。風力発電は一時的な方策で、核融合を含む将来への橋渡しとなるべきだとするものだ。家庭内で自家発電に投資できるならば電力会社に払うより良いと言う意見である。

驚いたのは小佐古敏荘内閣官房参与に関する詳しい情報で、二十ミリシーベルトの基準の数字まで頭に入っていた。一連の福島事件で、あれは今後とも「世界の常識」に最も訴えかける人道的理由を挙げた辞任劇であった。何度も繰り返しているが、日本政府の関係者が将来国際法廷や人民法廷の場に立たされるときは重要な証言となる事件であった。

木曜日にいつものコースを最短の三十四分で始めて走り抜けた。まだ足に疲れが残っていたが、何とかニ本の途中棄権を含んで、一日中登った。水曜日、金曜日にまた石切り場で登って、週末は60KMを駆け抜ける予定であるが、どうなることであろう。



参照:
備えあれば憂いなしとは 2011-04-05 | 歴史・時事
日本人よ、恥じを知れ! 2011-03-25 | マスメディア批評
死ぬも地獄、生きるも地獄 2011-04-16 | 文学・思想
前近代に生きる日本の自己欺瞞 2011-04-03 | 文化一般
割れ窯に慰めなどあるのか? 2011-03-31 | アウトドーア・環境
グリーンピース発表によると 2011-03-30 | アウトドーア・環境
共同体に警報が鳴り響くとき 2011-03-27 | アウトドーア・環境
資料で読む官僚組織活動の歴史 2010-11-10 | 歴史・時事
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