Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

急ブレーキこそ基本通りに

2012-02-02 21:58:46 | Weblog

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 今後も皆さんのお役に立てる記事を書いていく所存ですので、
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ブレーキの掛け方の基本はポンピングブレーキと言われますが、
実際には、“ポンプを踏むように”ペダルを踏むわけではありません。
どんなふうにブレーキを掛けるかというと…

減速もしくは停止すべき場面では、
まず、ブレーキペダルを軽く1回踏んでください。
この動作の目的は、
ブレーキランプを点して後続車に知らせることですが、
同時に、ドライバーがペダルの遊びを確認する意味もあります。

ブレーキランプを点けたら、一旦足を上げて、
次は、ブレーキペダルを強めに踏んでください。
ペダルの踏み応えを確かめながら、しっかり減速していきます。
ここで「ブレーキは数回に分けて踏む」と教わった人も多いと思いますが、
「時間的・距離的な余裕があったら、数回に分ける」ぐらいのつもりで良いですよ。
後続車には既に1回ブレーキランプを点けて知らせていますし、
昨今は試験車を含む殆どの乗用車にABSが標準装備されているので、
タイヤがロックする心配もありませんから。
もしABSが付いていない車であったとしても、
ロックさせられるほど強くブレーキが踏める人は少ないですし、
万が一ロックしてしまったら、その時こそペダルを緩めれば良いのです。

そして、充分に減速できたら、
停止する場合に限り、速度がゼロになる寸前にもう1度足を上げて、
その後に駄目押しのブレーキを踏むと、
“かっくん”せずに静かに停まれます。

「予備制動」→「本制動」→「おまけ」、
これが上手なブレーキングです。

なお、急ブレーキが必要な場面であっても、
特別な操作をするわけではなく、同じ手順で減速・停止しますよ。
むしろ、急ブレーキの時こそ、基本に忠実な操作が求められます。
と言うより、
急ブレーキの時に対応できるような操作を、
普段から“練習している”と考えるのが正しい理解でしょう。


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