Pilot-Kの「前見て加速!」

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踏切での一時停止にサイドブレーキは必要か

2019-02-20 17:59:13 | Weblog

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踏切では安全確認のため一時停止します。
その際にはサイドブレーキを掛けるべきでしょうか。
それとも、それは不要でしょうか。

まず、MT(マニュアル)車の場合。

踏切は、線路の冠水を防ぐため、
周囲より高くなって、つまり坂になっていることが多いので、
サイドブレーキを掛けて、
いわゆる「坂道発進」をしてください。
緩い勾配に見えても、甘く見ず、
サイドブレーキを引く一手間を惜しむべきではありません。

では、AT(オートマ)車の場合はどうでしょうか。

本当に勾配の緩い坂なら、
サイドブレーキは使わなくても問題なく発進できます。
ちなみに、パイロットアカデミーでは、
「AT車の仮免技能試験(府中試験場)」受験対策としては、
踏切でのサイドブレーキは教えていませんが、
皆さんそれで合格してきているので、大丈夫です。

しかし、他の教習所さまには、
MT車でもAT車でも、あるいは坂の勾配にも関係なく、
踏切で一時停止した際には必ずサイドブレーキを掛けるように
教える指導員さんもいらっしゃるようです。

「停止したことを試験官にアピールする」のが目的だとしたら、
それは全く意味が無い、と断言します。
試験官が、車が動いているか否か判らないはずはありませんから。
そうではなくて、
「速度ゼロになったことをドライバー自身が認識するため」
なのだとしたら、それには一理あります。
地図を開く時やカーナビ・オーディオ等を操作する時に
サイドブレーキを掛けるのと同じですね。

結論として、AT車で勾配の緩い踏切でのサイドブレーキは、
「ドライバーのお好み次第」ということになります。
いささか歯切れが悪いですが、車の運転に正解は一つではないので、
「どちらでも良い」ということもあります。

ただ、そうは言っても、勾配の急な踏切では、
サイドブレーキを使っての「坂道発進」が必要になりますので、
AT車であっても、決して油断しないでくださいね。


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