DoaU101日目_Part3_アサリのワイン蒸し

忍者屋敷から出て、また白山通りに出る。

神保町駅近くのドトール。
だらっとすることなく、昨日、復習しなかったので、
面接を受ける会社のサイトを見ようとする。

が・・・
504エラー。見れねえよ。

しょうがないので、だらっとすることに決める。

面接は昨日の佐野史郎に、降谷建志似のおにーちゃん、ハコフグみたいなおっさん。
前半は降谷建志が、後半は佐野史郎がよくしゃべる。
オレ、最年長になるらしい。イヤ、もちろん採用されれば、だけれど。

ただ、あまりにシステマティックじゃなさすぎる。
ベンチャー企業にありがちな事かもしれないけれど、
株式会社なんだからさあ、もちっとなんとかしようよ。

1時間ぐらい話をして、帰ると、まあいつも通りですわ。
さて、晩ごはんは何を作るか・・・。

嫁さんと一緒に近所のスーパーへ行くと、アサリが88円＠100g。
生バジル、オリーブがあるので、それはサラダに。アサリはワイン蒸しにする。

家に帰って、まずは砂出しする。



500ccの水に15gの塩を溶かして3%の塩分濃度にする。
アサリくんたちはびみょーな元気加減・・・大丈夫か？

ホントは3時間ぐらい拷問したいけれど、2時間で勘弁してやる。
なにしろ、嫁さんの腹がこれ以上の拷問は無理だと言っているから。

鍋にオリーブオイルを入れて、ニンニクのみじん切りを放り込む。
ニンニクの香りがたったら、強火にしてアサリを放り込む。
白ワインをひたひたになるぐらい入れて、アルコールを飛ばしたら、蓋をする。

見事にすべて口を開いたら、アサリくんだけ皿に取り出す。

残った汁にバターを入れて撹拌し、さらに生バジル3枚をみじん切りにして入れる。
いい感じの香りになったら、アサリくんにぶっかける。



やっぱアサリはうめえわ。

ただ、生バジルは刻んで先にアサリくんにのせた上で、ソースをかけた方がいいかも。
せっかくの生バジルの香りが飛んぢまった感じ。
嫁さんが、今日焼いたフォカッチャですくいながらくう。
バジルの香りはあまりないけれど、ソースはうまい。

あ”ー疲れた。今日は早く寝よっと。

DoaU101日目_Part2_麺者 服部

難民は放浪するのが宿命である。

白山通りを北上すると、昔、げんこつ屋だった所が新博多ラーメン、
その向かいが支那そば300円で喰わせている。
テキトーに曲がりながら、水道橋駅西口に出る。
韓国料理屋だった所が、肉そば屋になっている。

家系ラーメン屋は相変わらず、
尾道ラーメン「麺一筋」の前を通ると、あのオヤジの顔。
見えたとたんに、宿命に嫌気がさしてくる。

また白山通り方面にもどり、
昔、ホルモンラーメンとかてきとーなメニューを出していた所に、
腰が抜けそうなぐらいふざけた店名。

麺者　服部



いい加減にしろ。
疲れたカラダにはキツすぎる。
にんにん！と唱えながら入ればいいのか？

しかし、にんにん！とは言わずとも、からくりもないし、ふつーに券売機がある。

どんな忍法を使えばいいんだ？
見づれえことこの上ない券売機に辟易としながら
らーめん730円
香り味玉100円

それに、面接前だけれどもヱビスビール小瓶420円を躊躇なく押す。

ヱビスはうまいねえ、と思う間もなくらーめんが登場。
チャーシュー2枚と海苔1枚、メンマという非常にシンプルな構成。



カツオ節と煮干しなど21種類で出汁をとっているらしい。
確かに魚介系の味だけれど、麺徳つじ田みたいな感じ？
うまいんだけれども、記憶に残らないラーメンの典型。

麺はつるつるとした細麺。ちぢれもあまりない。
小麦が香る感じはちょっと好きだけれども、これまた記憶には・・・。

チャーシューはもも肉？
しかし、ぼそぼそ感はなく、いい感じで煮込んであってジューシーな感じ。
メンマはまあふつー。

煮卵は柚子の香り。
煮ずに塩分で凝固させた感じだけれども、そんなことは絶対にない。

まあ、今どきのラーメンですわ。
喜楽的なフツーのラーメンが喰いてえなあ。

DoaU101日目_Part1_ハローワーク

6／9（火）

今日は朝から嫁さんがパン教室。
昼ぐらいまで家でぐだぐらしていようかと思ったけど、
お初に近いぐらいの人が来るとのことなので、出ることにする。

しかし、15時から面接なので、スーツを着る。
必然的に革靴になる。
ナイキエア依存症にはかなりきつい1日になる。

10時前に家を出て、とりあえずハローワークに行く。
10時半に着いて、ざーっと見てたら、

おお！

コレは前職に嫌がらせできるかも？という求人がある。
今日、面接だけれども、言うではないか、「継続は力だ」と。

職業相談は30人待ちと出ているので、終わるのは12時半？
13時半に神保町でメシ喰って、お茶を飲んだらいい時間か？
そう考えて、職業相談に並ぶ。

しかし、である。言うではないか、「捕らぬ狸の皮算用」と。
11時半には紹介状ももらって、ハローワークを後にする。
これじゃ、神保町にあまりに早く着きすぎる・・・

しょうがないので多少歩いてみることにする。
ファイヤー通りを行くのもしゃくに触るので、渋公辺りまで行く。
パルコ前で悩んで、というか、「ラーメン」という幟を見たので、ハンズ方面へ進む。
な～んだ、唐そばじゃん。
がっかりしながらセンター街方面に進むと、龍の髭が改装中。
昔、ジャッキー・チェンの店があった先には「神座（かむくら）」がある。
どうも、新宿で食べたときの、あのニラのどぶ臭さがイヤで近寄りたくもない。

とことこ歩いているうちに、去年、アクアソックを捨てちまったことに気付く。
マルイジャムへ向かい、ナイキショップへ。
あれ？初代のアクアソックの復刻版しかねえよ。
レディスはかなり充実してるのに、なんだよ？この商品展開。

マルイを後にして、246を進む。
金王坂の歩道橋、見るたびに点を一つ加えて、玉にしてえ、と何度思った事か。

さすがに革靴だと疲れる。しかも、スーツにネクタイである。
衝撃がスゴいは、暑いは、で、かなり死ねる。
青山2丁目交差点から、絵画館を抜けて四谷までは行ってやろうと思っていた。
でもダメだ、死ねる。言うではないか、「負けるが勝ち」と。

おとなしく青山一丁目で半蔵門線に乗り、座って休む間もなく神保町に着く。

A2出口から出て、靖国通りを進む。
今日もラーメン二郎はアホみたいな行列。てか、並んでるヤツがアホだ。
同じようなもんなんだから、向かいで閑古鳥を飼っている「用心棒」でいいじゃねえか。

靖国通りの1本裏に「覆麺」がある。

へっ？並んでる・・・
その瞬間に食べる気をなくし、すごすごと「さぶちゃん」に向かってみる。

いかん、「覆麺」よりも並んでる人が多い。
ったく・・・。言うではないか「後悔先に立たず」と。

隣の洋食屋「エリーゼ」は大好きだけれど、今日はアタマがラーメンなのだ。
あ”ー、ラーメン難民の旅が始まる。