缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU105日目_Part3_手打ちうどん

2009-06-13 21:35:56 | レシピ
2,500年前、アテナにソクラテスというおじさんがいた。
クサンティッペという奥さんがいた。
いい奥さんだったらいしくて、おじさんは言った。

「もし君が良い妻を持ったなら君は幸福になるだろう。
悪い妻を持ったならば君は哲学者になるだろう」

結婚する前に哲学科というへんてこな学問を学んじまったオレはどうなのか?
悪い妻をもつ運命?
いや悪い妻と言うつもりはない。
少なくともプラトンが書いた、ソクラテスの言葉よりは、いい妻と信じたい。

しかし、パン職人=小麦のプロだと、プラトンの書物よりは信じたい。

で、嫁さんが晩ごはんは、うどんを打つ、と言いはじめた。
どうよ?とも思うけれど、喰えない訳ではないハズだ。

嫁さんは「ぶっかけ」で喰う、というので、放置。
それだけじゃあねえ、と思って、つけ汁を作る事にする。

鍋に2カップの水を入れて、タマネギ1/4を入れて弱火で煮込む。
8g入りの和風だしを半分入れて、乾燥わかめをどぼどぼ加えたら、とろ火にする。
竹輪を1本刻んで入れたら、みりんを大さじ1も加えて煮る。
甘みが入ったところで、醤油を大さじ1加えて、さらにことこと。

嫁さんの手打ちうどんは、すごいテキトーな太さ。
12分ぐらい茹でたけれど、細い部分はいい感じの食感。
しかし、太い部分はかなりやばい。コシがありすぎて無理だ。

哲学者になるのは、そう大変なことじゃない。

DoaU105日目_Part2_水菜クッパ

2009-06-13 18:00:12 | レシピ
昨夜、大塚会で浮かれている間、嫁さんはどうしていたか。
水・木で働いている職場の人たちと焼肉を食べていたのである。

そして、嫁さんには食べ過ぎると、下痢をする、という特徴があって、
昨夜は、その特徴を遺憾なく発揮したらしい。
店を出る間際にトイレに駆け込み、
さらに途中下車してトイレに駆け込んだらしい。

偶然にも、別の場所で、2人は完全に食べ過ぎていた。

「人間がいなければ、問題も存在しない」
スターリンが言っていたじゃないか。

食べ過ぎて、とてもじゃないけれど、わしわし喰う気にもならない。
しかし、水菜は比較的早くぐったりする。

しょうがないので、クッパを作る。

ニンニクをごま油で炒めて、ベーコン1枚も投入。
丼2杯分の水を加えて、鶏ガラスープ素を大さじ1、白コショウを少し加える。
乾燥ワカメを、食らえ!っていうぐらい入れる。
水菜の茎の部分も入れて、しばらく煮る。
葉の部分を入れたら、ごま油を回しかけて完成。

あっさりして喰える、なんとか。

しかし、食べ過ぎたと自覚しているハズの嫁さん、
冷凍ごはんを選ぶときに一番デカイのを選ぼうとする。

嫁さんに「反省」という単語を教えることは、
スターリンに人を信じろ!と教えることよりも難しい。

DoaU105日目_Part1_大塚会

2009-06-13 09:21:42 | 大塚会
6/13(土)

イビチャ・オシムはこう言った。
「守るな、走れ」と。

いや、言ってないな。
しかし、言ってなくても四谷駅を走る。

総武線のなかで、6/12から6/13に日付が変わった。
乗換案内で南北線の終電を見ると、0時11分の次は0時26分。
四谷に着いたのは0時8分。
一瞬、躊躇。3分で着くか?
しかし、すぐに総武線のホームを駆け出す。
階段を上って、JRの改札を抜け、丸ノ内線のホームをかすめて、
またも階段を上り、エスカレーターを駆け下りる。
南北線のホームに着いた瞬間に、南北線もホームに滑り込んでくる。

死ねる、酔いも冷める、眠気も吹き飛ぶ。

6/12、亀戸探検は断念して18時過ぎに家を出る。
亀戸着は19時半近く。

多少、時間があるので北口探検。
亀戸ホルモン吉田の前に大行列。目視で50人。
ホルモンを食べるのに、何時間待つつもりだ?アホ。

餃子屋、焼肉、焼き鳥などかなりいい感じの店が多い。
なんで、今日は「たあとる」なんて、ふざけた店名の店なのよ。

20時前に亀戸駅に戻る。「ちょい前、集合」とOKのメールにあったからだけど、

誰もいねえ。

ブラックSYが気付いて来てくれた。
ほどなくSRとOKが来て、4人で向かう。



この外観から、うまいものを連想するのは、狸を肉食獣だと認識するぐらい難しい。

20時過ぎで、先客は女性3人組と親子3人がいるだけ。
まあ、来ねえよなあ、こんなとこまで。

生ビールとおしんこなど300円台のつまみを頼み、
大塚抜きで大塚会はスタート。
今日はブラックSYが飛ばす飛ばす。
ケビン・ガーネット並み、漆黒だよ、すげえ、ハイテンション。

1杯目を飲み終えた頃に、初参加のWくんが登場。
もともと、おとなしい人だったから、なじめるか?
しばらく、おとなしめに進むけれど、やはりブラックSYが飛ばします。

最初に頼んでいた、もんじゃ+明太子+チーズ(1,010円)、ぎょうざもんじゃ(860円)が登場。
OKの焼き方がかなりすごい。うめえなあ、と思って、こちらを見る。
ブラックSYがちゃかちゃか作ってくれているので、のんびり見る。
しかも、明太子は後から入れている。おお!わかってんじゃん!

しかし・・・

忘れてたんですよ、ってあのさぁ。

ぎょうざもんじゃは、まんまぎょうざ風味。かなりうまい。
明太チーズもんじゃは、あたりまえだ、うまい。

このあたりで、大塚が登場。
てか、なんで大塚だけイニシャルじゃないんだ?

あらかた食べた所で、さらなる変化球に挑む。
ラーメンもんじゃ 九州編(960円)、グラタンもんじゃ(1,080円)。

グラタンもんじゃは、ホントにグラタンの香り&味。
しかし、焦げないのである。最後の最後までだらだらである。

さて、ラーメンもんじゃである。
ホントに生麺1玉がのっている。
そばめしじゃないけれど、他の具材と合わせて切るように細かくする。
土手作りもラーメンがあるから簡単である。もんじゃスープを投入して、しばらくぐつぐつ。
ほどよい感じになったら、ぐちゃぐちゃにする・・・

オレ「コレ、アレじゃね?」
SY「言わないでくださいよぉ」
SR「ホームとかにあるヤツですよね」
OK「駅前とかにも」



かなり赤っぽく写っちゃったけど、ホントに豚骨っぽく白い。
味もホントに豚骨ラーメン。うめえよ、コレ。

これまた、あらかた喰いきったあたりで、ラーメンシリーズ第2弾へ突入。

今度は、味噌味の札幌編(960円)と塩味の函館編(960円)。

しかし、無謀である。
周囲も心配しはじめる。
「そんなに喰って大丈夫ですか?」
「そんなに喰ってるの、初めて見た」

もう喰えない、いや喰うぞ。
札幌編はオレにはちょっと濃すぎ。
函館編が一番好きかも。
スープはサッポロ一番っぽいけれど、まあ許そう。

横になりたいけれど、そんな時間はない。
Wくんが果てしなく遠い所に住んでるからである。

3,000円オールで会計を済ませて、駅へと急ぐ。

しかし、亀戸駅に着いた時点でもうアウト。
1人1,000円ずつ出し合って、最悪、ラブホに泊まってくれ、と。

オレは座って帰れたけど、Wくん、どうしたのかなあ。