缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU187日目_Part2_ゴーヤーチャンプルー

2009-09-03 23:45:31 | レシピ
タコはかなり好きだ。
生のタコの刺身にちょっと塩をふって食べる、最高だ。

しかし、この8本足の生き物を悪魔の魚と呼ぶアホが多い。
欧米では、寿司が普及するまで、食べるヤツはほぼいなかったし、
イスラム教やユダヤ教にいたっては食べることすら教義で禁じている。

確かに、生きている姿はかなりグロテスク、凶暴とすら映る。

一番最初に食べた人ってどんな人だろう?
よく喰う気になったもんだ、あの姿を見て。
ただ、その人物と、適当な日本人の宗教観もあって、
あの旨さを堪能できてる訳だけど。

ツルレイシという本名を持つ植物もそうだ。
あのブツブツのできた見た目がそもそもヤバい。
しかも、喰えば苦い。
苦いもの=危険なもの、人間の脳はそう判断する。
フツーはそこで食べるのをやめるハズなんだけれど、
しかし、中国から伝わったこの植物は沖縄でゴーヤーと名付けられ
(あくまで本島の呼び方。八重山地方ではゴーヤ)、
今や日本人なら誰でも知っている食べ物となった。

火曜日にカツオを釣りに行った嫁さんは、その足で沖縄にも行った。
30cmぐらいのご立派なモノを収穫してきた。
しかし、火曜日はカツオにのけ反り、昨日はワンタン麺にひっくり返り、
今日はまだ昏倒されていないので、30cmのブツブツと格闘する。

まずは昨日買ってきた絹ごし豆腐。
炒め物に向く訳もないので、皿をのせて水分を抜く。
ドSだ、オレは、となりきって、いぢめ抜く。
3時間以上の放置プレイ、島豆腐なみの食感になるまで。

縦半分に切ったら、白い綿みないなものをスプーンでこそぐ、かなり丁寧に。
5mm幅ぐらいに切ったら、ボウルに放り込む。
ヌチマース(沖縄の海塩)をふって放置する。



沖縄ホーメルのスパム(うす塩)を引っ張りだす。



パッケージがゴーヤーチャンプルー、ベタすぎねえ?
1枚だけ1cm幅に切り、賽の目に切る。
残りは7mmぐらいに切って冷凍。

生食には適しない、レタスの外葉を千切りにしておく。

フライパンにサラダ油をひいて、スパムを放り込む。
しっかり焦げ目が付くまで炒めたら、レタスを。
水分があるうちに、和風だしの素と白コショウを加える。

ゴーヤーを塩抜きのために水で洗って、フライパンへ。
ゴーヤーに火が通ったら、豆腐を賽の目に切って放り込む。
島豆腐だったらちぎって入れるという暴挙にでても問題はない。
しかし、いくら脱水したとはいっても工業製品の絹ごし豆腐。
包丁が限界です。

豆腐にしっかり火を入れたら、ちょいとスタミナ源たれを。

卵1個を割りほぐして、ざーっと流せば完成。



やっぱり多いな、当たり前だけど。
他にもずくを食べるか?トマトを食べるか?
そんな考えは木っ端みじん。米すら喰えない。

な~んか毎日、こんなことの繰り返し。
学習しよう、少しは。

DoaU187日目_Part1_らーめん一丁(ラーメン/雪谷大塚)

2009-09-03 17:38:30 | 食べ歩き
9/3(木)

泣きっ面に蜂とはよく言ったもんで、
ただ、蜂からすれば泣いていようがなかろうが、こいつ、敵!と
判断すれば刺すわけで、不用意に近づく泣き虫の方が悪い。

で、今日のオレは泣き虫に成り下がる。

ホント、志望動機ってなんだろね?マジで。
オレ、すごいんですよね、貴社もすごいんですよね。
シェイクハンドで万歳三唱ってアホ丸出しだ。
知恵も工夫も、砂漠で水を探すようなもんだ。
コレがあるから、紹介状ってもらいたくないんだよなあ。

しょうがないから出しに行こう。
しょうがないから健康保険の振込もしよう。
しょうがないからラーメンでも食べてこよう。

今日も銀行はヒマそうである。
ホントに強盗できそうな・・・いや、できないよ、絶対に。

んで、中原街道を渡る。
8/20に行ったらーめん一丁はすぐそこ。
13時ちょうどぐらいに入る。今日はお客さんが1人。
入った瞬間に麺を鍋に入れているのが見える。
どうりで出されるまでの時間が短い訳だ。

予告通り、今日は塩ら~麺(800円)を注文。
醤油ら~麺が600円、味噌ら~麺が700円。
なんで塩が一番高いんだろ?そう考える。
答えは丼の中にあった。そして、少し涙目になった。



ワンタンが入ってるのだ。トッピングで別注すると200円の代物。
昨日のかづ屋、そして今日また、2日連続のワンタン・・・
飛んで火に入る夏の虫はいないけれど、
どうやらオレはわざわざ蜂の巣に突撃したらしい、無防備で。
蜂にぶすりとやられた泣き虫がオレだ。

泣きながら、いや、泣いてはいないけれど、スープをすする。
なんだろ?甘みが最初に来る。塩味というより出汁味。
うまいんです、これがまた。
さっきまで泣いていたのがウソのようである。
いや、泣いていないからウソだけど。

レンゲでワンタンをすくいあげる。
薄い皮から見えるのはエビ。肉ではないし、いけそうな気がする。
生臭みはないけれど、もうちょっと下味を入れた方がいいような。
ただ、スープと一緒に食べれば、何も問題はない、
というか、箸でつまんでワンタンを喰うヤツなんていないし、
レンゲでスープとともに、っていう前提なんだろうなあ。

ここまで来ると味噌ら~麺も食べてみたくなる。
てか、食べに行く、近いうちに。