缶詰だけど、それが何か?

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DoaU197日目_Part2_カルビ焼き

2009-09-13 23:09:45 | レシピ
「いやあ、血が騒ぐねえ!」
嫁さんが言う。

父親の都合で東京中心に引っ越しを繰り返した。
団地や新興住宅地にしか住んだことがないから、
お祭りとは無縁で子供時代を終えた。

火曜日、パン教室で餡が必要らしく、
夕方になって「あんこ買いに行こう!」そう言い出した。
ついでにフランフランでラグマットを見よう!とも。
しょうがないのでCUOCAまで行くことにする。

家から歩いて5分ぐらいの所に神社がある。
家の地鎮祭をやってもらった神主がいるところで、
昨日から例大祭をやっているので、のぞいてみる。
イイダコを丸ごと1匹入れてるたこ焼き屋があったり、
すごいねえ、テキ屋の充実ぶりはけっこうなもの。
ちょいと心を捕らえられるけれど、晩ごはんはタラのムニエルだ。

フランフランでラグマットを買って、緑道に出たら

♪ぴーひゃら、ててんてん♪

あれ?神社の祭り?
緑道のフランフラン側は世田谷区だし、おかしくはない。
通り過ぎようと思ったら、法被姿のおじさん数人。
八沢川という鰻屋の前に停まった軽トラが♪ぴーひゃら♪と。

通り過ぎようと思ったら、
「御神輿がくるから待ってようよ!」そう嫁さんが言う。

しょうがない、ぼへっと待っていたら、東急ストア側から来た、
蛇をのせた神輿が、GAP方向に向かって。



何やら激しいかけ声。
嫁さんが腕を振り上げながら言う。
「血が騒ぐよね、お祭りって」
嫁さんが子供時代を過ごしたのは、渥美半島。
それこそ、祭りで盛り上がった所らしい。
同意を求められても困る。わからんのだ、それが。

クオカに寄って、さらにキミサワに行く。
肉売り場のおばちゃんに牛肩肉のステーキを喰わされる。
すっかり肉に洗脳される、特に嫁さんが。

帰り道、またも神輿に出会う。
またも嫁さんの右腕が上がる。
しょうがないのでつきあう。

3カ所回っただけで2時間以上、帰ったら19時過ぎ。
何やってんだか。

タラのムニエルは既に過去のもの、
というか、賞味期限は明日だから、未来のもの?

フライパンにサラダ油をさっと。
タマネギ1/2を5mm幅ぐらいに切って、ざっと炒める。
タマネギを取り出し、2口大ぐらいに切ったレタスもざっと。
朝、ヒルマで買ってきた牛バラ肉をこれまたざっと焼く。



スタミナ源たれ、ポン酢で食べる。
牛バラ肉は安かったけれど、若干刺しも入っていて
ぼそぼそにはならず、けっこうウマい。
レタスとタマネギと一緒にポン酢が一番よかったかも。

炊き込みごはんは、さすがにうんざりするぐらい食べた。
昼の残りのソーセージと小松菜でナポリタンを作る。



それなりにケチャップを強めにしたつもりだったけれど、
「もっとケチャップで甘辛くしないと!」そう嫁さんに言われる。
しかし、キミとは育った環境、DNA全て違うし。

共感するって、ホントに無理だよ、ホントに。

DoaU197日目_Part1_ニンジンのナムル

2009-09-13 17:01:13 | レシピ
9/13(日)

例えば、こうである。
「月が赤く見えるよ、なんか不気味。悪いことが起きるのかなあ」
「単純に大気中に水蒸気が多いから、波長の短い紫や青が屈折する。
 だから赤く見えるだけで、朝日や夕日が赤く見えるのと同じ」

嫁さんが妙なことを口走ったあと、それを説明してやると、最後にこう言う。
「この屁理屈こきがぁ!」

屁理屈とは何だ?屁に関する理屈か?
屁というものは、口から入った空気と腸内細菌の呼気である。
動物性たんぱく質など硫黄が多い食べ物を食べると、
硫化水素やインドール、スカトールが発生し、
コレが屁やうんこの臭みとなる・・・。
ただし、少量のインドールは香水にも使われていて・・・
そう、説明しはじめると、また嫁さんが言い放つ。

「それが、屁理屈だぁ」

朝、ヒルマに向かう途中の会話はだいたいこんなもんである。

久しぶりにヒルマに行くと、けっこう空いている。
レジで並ばなかったことは初めてかも。

珍しくモヤシを買わずに帰ってきたけれど、な~んかナムルが喰いたい。
ニンジンがあるので、コレでナムルを作るか?

テキトーに細切りしたニンジンを水から茹でる。
沸騰して1分ぐらいで引き上げる。
ごま油大さじ1、塩小さじ1、おろしニンニクを適量、すりごまを加えて撹拌する。



あとは昨夜の炊き込みごはんでおにぎりを作る。



卵1個にパルメザンを加えたオムレツ、ソーセージを焼いて、
小松菜のおひたし。



お弁当みたいなごはんである。
というか、お弁当をイメージしたから当然である。

ニンジンのナムルは、ニンジンが甘くて、もうちょい塩か?

ちなみに野菜を大量に摂取しても、屁は臭くならない。
ただ、ニンニクやニラなどは臭くなる。
硫黄を含むからで・・・ナムルで明日も臭い、確実だ。

DoaU196日目_Part4_五目釜飯

2009-09-13 00:04:57 | 食べ物
予測できる未来に、未来としての価値はない

誰の言葉だったか忘れたけれど、
未来はわからないからこそ、おもしろい訳だし。
日常、もっとも予測をしている天気予報だけれど、
外れたところで、そうたいして腹が立つわけではない。
だって、わかる訳ないもん。

14時過ぎに嫁さんが友達に会いに家を出る。
ただ、お茶を飲むだけではないだろう、
晩ごはんも食べてくるかもしれない、
だから、晩ごはんは自分の分だけを19時過ぎから作れば・・・
そう予測する。

しかし、18時30分に携帯が鳴る。
いやな予感だけは当たる。もう最寄り駅に着いた、とのこと。
な~んもしていない。さて、どうするか?

昼が小麦だったから、米?
オレは江戸時代の町人ではけっしてない、
米だけ喰うなんて芸当はできない。
しかし、米を加工すればいいんじゃね?



丸美屋の「五目釜めしの素」を引っ張りだす。
しかし、2食続けてヤサグレごはんだな、マジで。
便利だけれど、米3合という家ではありえない量、5日分だ。

これだけだと、さすがにあんまりなので、豚肉をなんとかする。
豚もも肉80gを解凍、みじん切りにする。
フライパンに水と日本酒を1:2ぐらいの割合で入れる。
豚肉を入れたら火にかけ、中火で加熱する。



豚肉が白くなったら、強火にして灰汁をひく。
みりん大さじ1、醤油大さじ1、山椒を加えて、ひたすら水分を飛ばす。



ごはんが炊けたらのせればいいだけ。



山椒の香りがたまりませんなあ。
油揚げも追加しているので、コクも出てるし。

これだけではあんまりなので、スープも作る。
水を湧かして、鶏ガラスープの素を加えて、千切りにしたレタスを。
乾燥ワカメとネギを加えて、ちょいとオイスターソースも足す。
最後に溶き卵を流し入れれば完成。



まあ、簡単だけど、そこそこにうまい。

しかし、恐ろしいまでに残った炊き込みごはん。
どうする?どうなる?食べるオレは1人・・・