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DoaU195日目_Part1_桂花(ラーメン/渋谷)

2009-09-11 17:14:54 | 食べ歩き
9/11(金)

♪ふれあ~は抗菌仕上げぇ~♪
どう聞いても、びみょーにズレているのだ、音階が。
いや、あってるよ!
絶対音感を持っている、そう主張する嫁さんは言う。

しかし、どう聞いても、1/8音ぐらいずれてるのだ。
まあ、嫁さんが弾けるピアノなんて打楽器だ。
決まった所を叩けば音階が作れるのだ。
自分でチューニングする訳でもない。
1/8音ぐらいのズレはわからんのだ。

白鍵だけの絶対音感なの!
嫁さんは、そう言う。
それって、絶対音感なのか?
世の中にはわからんことが多い、ホントに。

25年前まで、知らなかったことが、
九州ラーメンを東京で食べられる、ということである。

それを教えてくれたのが、桂花である。
当時は、おっそろしいまでに濃く感じた。
そして、いつまでたっても口の中が獣臭い。
すごい喰いモンがあるな、そう思った。

久しぶりにセンター街の桂花に行った。
理由は単純、
渋谷の12時半、ランチタイムど真ん中で空いてそうだったからである。
2階はどうだったかはわからないけれど、1階はがらがら。
人気絶頂期はそれこそ行列が当たり前で、
カウンターにぎゅうぎゅう詰めになっていたのに。

しばらく来ないうちに、食券機になっている。
銀河高原ビールも姿を消している、う~む。

座って5分も経たないうちに太肉麺(950円)が出てくる。



昔はキャベツ麺か?と思えるぐらいに丼を覆い尽くしていた
キャベツがずいぶん減った感じ。

最近の煮出し系コッテコテのラーメンを食べてるからか、
最初の一口はむしろあっさりとした感じが・・・
いや、あっさりはしてない、当たり前だ。

麺も硬いと感じることはなくなっているのも、世の中の、というか
自分の変化か?

子供の頃は、誰もが絶対音感を持っているらしい。
しかし、それを持ちつづけることは、けっしてプラスにはならない。
いろんな雑音を聞かなければならないために、
ほんのわずかな不協和音でも不快に感じてしまうから。
だから成長とともに絶対音感は消失していく。

変わることは決して悪いことではない。
しかし、センター街店にいた、大中のおめんのような
おねーさんがいなくなっていたのは、ちょっと寂しい。